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今年に入って東京・新大久保始め、全国各地でネトウヨ(ネット右翼)による在日韓国・朝鮮人に対して
ヘイトスピーチ(憎悪発言)を繰り返す排斥デモが拡大している。
なぜ最近になってネトウヨの言動が過激になってきているのか。
ヘイトスピーチを参議院法務委員会の議題に挙げて問題視した参院議員の有田芳生氏はこう分析する。
「デモが過激化したのは今年に入ってから。右傾化が指摘される安倍政権の誕生が、
彼らの背中を押しているのです。安倍首相自身もフェイスブックで『民主党は息を吐くように嘘をつく』などと、
現実世界では多くの人が躊躇して使わないような言葉を平気で使っています。
それは元々、ネットの大型掲示板の『2ちゃんねる』で流行った言葉。
ネトウヨたちは“安倍首相も自分たちの仲間。ネットに真実があると思っている”と勘違いし、
自分たちが主流派だという意識が芽生えたために行動が過激化したのでしょう」
※週刊ポスト2013年7月5日号
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