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トルコ反政府デモ隊の鎮圧に使われた催涙弾が、韓国で作られたものであることが明らかになり世界的に論議が起きている。
最近トルコの首都アンカラなどで発見された催涙弾(写真)が発端になった。
催涙弾の表面には韓国慶北(キョンブク)聞慶(ムンギョン)の‘CNOテック’という業者名が刷られている。
ツイッター・フェイスブックなどで写真が拡散するや全世界のネチズンたちはインターネット検索を通じて
この催涙弾を生産した業者として韓国の‘テグァン化工’を名指しした。 この業者は自社英文ホームページに
"韓国で催涙弾を生産している唯一の業者" として、トルコなど世界17ヶ国に催涙弾を輸出していると明らかにしている。
以後、各国のネチズンたちは韓国業者による催涙弾輸出中断を要求する運動を始めた。
去る16日から「トルコ警察が使った催涙弾が韓国産だと明らかになった」
「催涙弾の輸入を阻むために韓国語を話す人々の応援が必要だ」等のツイッター・フェイスブック メッセージを転載している。
ついに英国教員労組の幹部マーティン パウエル デービスはテグァン化工に抗議の手紙を送って
「貴社が製造しCNOテックを通じて輸出した催涙弾のために、トルコ市民が頭蓋骨破損、
永久失明などの苦痛を味わっている。 これ以上催涙弾をトルコに輸出するな」と要求した。
イスラム主義・権威主義政府を糾弾しているトルコ デモ隊は暴力鎮圧責任者の退陣、集会・デモの自由保障などと共に
催涙弾の使用中止を5大要求事項の一つとして掲げている。
全国民主労働組合総連盟も20日報道資料を出して「韓国が暴力鎮圧装備を輸出する国家だという汚名を着ている。
国内はもちろん国際的にも政治的抑圧に使われる催涙弾の生産・輸出を中断しなさい」とこれら企業等に促した。
テグァン化工側は<ハンギョレ>との通話で「昨年正式許可を受けてトルコに輸出したが、
最近はトルコに輸出したことはない。 これ以上は言うべきことがない」と明らかにした。
3週間にわたるトルコ反政府デモで、今までに警察官1人を含む5人が死亡し、
少なくとも15人が失明するなど7,000人余りが負傷した。
死亡者・負傷者の大部分は催涙弾に直接あたったり催涙ガスでの窒息に伴うものと複数の外信は伝えている。
イ・ジョングク、アン・スチャン記者
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