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【ソウル=ニューシース】ホンセフイ記者=韓国の海外児童対象の性搾取に対する国際社会の憂慮の指摘が絶えない。
特にフィリピンでは児童青少年対象の性搾取とコピノ（韓国人男性とフィリピン人女性の間に生まれた子供）被害事例が着実に続いており、
これに対する対策が急がれるという主張が提起されている。
国際児童性的搾取反対団体であるECPAT韓国支部は昨年7月2日から6日まで、
フィリピンのマニラ、セブ、アンヘレス地域で被害女性と支援団体を対象に現地調査を行った結果をもとに、性的搾取の実態を明らかにした。
フィリピンでは、20代前半の学生から中高年のビジネスマン、労働者まで様々な年齢層の韓国人が性売買をする。
このうち、性観光に来る人が多数を占めている。
フィリピンの性的搾取の被害者支援団体の関係者は "（フィリピン性売買韓国の男性は）ほとんどがゴルフ観光客"としながら
"韓国の男性は、他の国とは異なるグループに集中して通う"と明らかにした。
被害女性Bさんは "韓国の男性は女性3人が服を脱いでダンスを踊るようにして、大声を出し喜んだ"とし、
"韓国の男性は、要求したとおりにしなければお金をくれず満足できなければ、他の女性を連れて来なさいと言う"と述べた。
現場実態調査によると、韓国の男性は通常、群れをなしながら性売買をする。
韓国の男性は、職場の同僚たちや取引顧客と一緒にグループで売春をする "接待文化"を持っているが、
これらの形態は、フィリピンでも示されているのである。
フィリピンでは比較的手頃な価格で英語の語学研修が可能と見て若い男性も徐々に増えている。
売春をする男性の年齢は10?20代前半に低くなっているのである。
被害女性Cさんは "最初は彼女にでもなったかのようによくしてくれたがホテルの中に入ると私を動物扱いし始めた"とし、
"サディスティックな性関係を結んだ後、お金もくれなかった"と話した。
特に、いくつかのフィリピンの女性たちは韓流などの影響で韓国人男性の幻想を持っていて問題になったりもする。
被害者支援団体は、 "フィリピンの女子大生は韓国芸能人に対する幻想を持っている"とし、
"最近の韓国TV番組が人気を呼び、韓国の男性は優しくて親切という幻想を持っている"と説明した。
別の被害女性は "韓国人留学生と会い同居をした"とし、
"一緒にいる間ボーイフレンド、ガールフレンドになったようだった"と吐露した。
留学生はフィリピン性売買女性たちとの関係を "交際"に発展させる。
若いフィリピン性売買女性たちは韓国人男性と売春で関係を始め、
性的関係に内在されたお馴染みの韓国人男性の幻想に基づいて、これらの関係が愛に発展すると信じていることもある。
韓国からフィリピンに派遣を行った労働者や地元ベースの自営業者などは、
フィリピンに長期的に住んでいるか、または性的搾取を仕事したりもしている。
支援団体は "フィリピンの女性たちは、貧しい人々を一挙に解決するために金持ちの人と結婚したり、
外国人と結婚することを身分上昇に思うこともある"と話した。
問題は、韓国の男性のほとんどは、フィリピン人女性との性関係時に避妊をしていない妊娠の可能性を高めているというのだ。
フィリピンはカトリックの国で中絶が現実的に難しく、韓国人男性の子供を妊娠したフィリピン人女性は、最終的にコピノを出産する。
被害女性は、 "子供のお父さんが働いていた工場に連絡したところ、すでに韓国に帰ったという話を聞いた"とし、
"他の人と結婚し子供もいると聞いた"と吐露した。
別の被害女性は、 "一二ヶ月ほど会ったが、妊娠をした。妊娠した状況でも出会いを持った。
しかし、お金をくれなかった"と明らかにした。
コピノは現在も深刻な経済的困難と父の不在を経験している。
韓国男性の無分別な性売買と性的搾取がフィリピンの女性だけでなく、コピノさえ搾取の被害者にしたのだ。
ECPAT韓国支部は "性売買が違法であるのに売春が大規模に行われている大韓民国の現実から
相対的に貧しいフィリピンの女性に行われている性的搾取は、貧しい人々の反倫理的行為"とし、
"これらの問題に対する自覚と根絶のための努力が切実だ "と強調した。
ソース(韓国語)
URLﾘﾝｸ(media.daum.net)