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中国メディア・大公網は13日、パク・クネ大統領訪米に同行した報道官がセクハラ疑惑によって更迭されるなど、
セクハラや性暴力問題が深刻化している韓国で以前、
公共テレビ局のKBSが女子バレーボールナショナルチーム内の醜悪なセクハラ事情を暴く
内容の番組を放送していたことを紹介する記事を掲載した。
記事は、KBSが放送した番組について、長期にわたる追跡取材を進めながら、
セクハラ被害を受けたという元代表選手の証言を交えつつスポーツ界に潜むセクハラの実態を暴くものであったと説明した。
そして、元代表選手が証言の中で「現役時代にある監督から性的暴行を受け、後任者からも同様の被害を受けた」と語り、
当時の「悪夢」による精神的苦痛に引退後もなお悩まされていると打ち明けたとした。
また、取材を進めるにあたりKBSが学校やクラブチームからさまざまな妨害を受けたことも紹介した。
番組の内容を紹介したうえで記事は、韓国において女子選手が大規模な性被害を受ける現象は、
スポーツ界において指導者が選手の運命に対して絶対的な権力を持っていること、
男子至上社会であることと不可分であると分析した。
記事が取り上げたKBSの番組が放送されたのは2008年2月。
前年に女子プロバスケットボール監督がチームの所属選手に性的暴行をしようとした疑いで逮捕される事件が発生し、
スポーツ界の性的スキャンダルが大きな社会問題となったことが背景にある。
当時の中国メディアは「人権委員会も介入したというが、韓国スポーツ界の伝統は1日では変わらない。
この醜悪な現象も徹底的に解決するのは難しいだろう」とこの問題を評した。
性的暴行事件や政治家のセクハラ問題などが今もなおクローズアップされる韓国社会、
やはりそう簡単には変わらないようだ。(編集担当:今関忠馬)
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