13/05/27 23:04:13.96
大阪城公園南端の一角に、コンクリート打ちっ放しのモダンな建物がある。「ピースおおさか」の愛称で知られる大阪国際平和センターだ。
この平和博物館が今、揺れている。耐震性の問題ではない。
大阪維新の会の議員などからの「自虐的」との批判を受け、
展示から中国侵略など加害の歴史を無くす内容の「展示リニューアル構想」が先月発表されたからだ。
同館のホームページにある「構想」によると、展示の概念は「大阪空襲」「犠牲者の追悼」「焦土からの復興 平和の創造」となる。
そして、「『未来』をどう生きるかを入館者各人が考え持ち帰ることのできる展示を目指す」という。
加害の歴史の見直しは、安倍晋三首相も熱心で、植民地支配と侵略の反省を表明した「村山談話」や、
慰安所開設などに軍の関与を認めた「河野談話」の見直しを一時表明したが、
米国などからの批判を受けて軌道修正した経緯がある。
近隣諸国に痛みを強いた過去に向き合うことなく、未来を考えることができるのか。
構想のあるべき姿は、外圧を待つまでもなく、明らかだ。【湯谷茂樹】
URLリンク(mainichi.jp)
【毎日新聞】「大阪城は韓国人修学旅行生の『また来たい観光地』1位」-雨宮処凛氏「憲法9条改正よりピースおおさかの展示が国益」[05/25]
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