13/05/19 19:54:23.88
夜の帳(とばり)がおりた横浜市中区の繁華街。
その一角で、かつらをかぶり、スカートをはき、化粧をした韓国人の男5~6人が、100メートルほどの範囲にポツポツと立っている。
通行人の男性に声をかけて相手が応じると、近くのマンションの一室に誘い込む。目的は性的サービスの提供だ。
客の多くは日本人。インターネット上でも話題になっていたといい、客は県内だけでなく、関東一円からも訪れる。
しかし、中には男と気付かずに誘われるままマンションの一室まで行き、「実は私、“男”だけど、いい?」と聞かれるケースもあったという。
「男と気付かずにびっくりしました」「安くてきれい」。客の声もさまざまだ。
コースはサービスの中身によって、5千円か1万4千円かの2種類。
1人につき、一晩に5~15人の客を取り、売り上げは月に100~200万円あったとみられる。
「男娼が立って風紀が乱れる。2、3年前から韓国人男娼が増えている」。
近隣住民からは、昨年1年間に約30件に上るこうした苦情が寄せられた。
県警が内偵捜査に乗り出すと、街頭に立って男性を相手に性的サービスを提供している韓国人の男が約20人いることが判明した。
しかし、日本の売春防止法では、男性が男性を相手に性的サービスを提供して報酬を得る行為を取り締まることはできない。
そのため、県警は韓国人の男たちが、労働で報酬を得ることが許されない観光ビザで来日していたことに着目。
入管難民法違反(資格外活動)容疑で捜査を進める方針を固めた。
24時間態勢で行動確認を進めた結果、昼間は日用品の買い物程度の外出のみで、
夜になると性的サービスを繰り返して報酬を得ている韓国人の男たちの生活実態をつかんだ。
そして、迎えた今月11日夜から12日未明にかけ、捜査員が、観光ビザで来日していたにもかかわらず、
性的サービスを行い報酬を得ていた韓国人グループを一斉摘発して3人を逮捕した。
逮捕したのは19歳の少年1人と、30歳の男2人。このほか、韓国人の男5人も在宅で調べている。
翌12日には、逮捕された3人を含む韓国人約20人のまとめ役だった自称会社経営の韓国人の男(52)も逮捕。
さらに17日にも、男性に性的サービスを提供していたとして、韓国人の男(31)が新たに逮捕された。
4月末に一時帰国していたが、観光ビザで再び来日したところを、成田国際空港で逮捕された。
「徴兵制があって韓国では冷たい目で見られるが、日本はニューハーフに優しい」
県警の取り調べに対し、最初に逮捕された3人は「物腰柔らかく、優しい口調で応じている」(捜査幹部)という。
このうち2人の口から語られたのは、意外な“お国事情”だった。
県警によると、3人のうち30歳の男2人は、韓国国内でニューハーフとして働いていたことが確認されている。
しかし2004年、韓国で「性売買特別法」が施行されると、事情は一変。
それまで取り締まりの対象とはなっていなかった同性間の性売買に加え、
売春の相手となった客も摘発対象となるなど、取り締まりが強化されたのだ。
2人は2010年ごろから、比較的取得の容易な観光ビザでの来日を繰り返すようになった。このうち1人は10回ほど来日していた。
30歳の男の1人は、「(まとめ役の男から)私たちが生活する部屋を準備してもらい、男娼として客を取るやり方も教わりました」と供述しているという。
「日本がニューハーフに優しい」という言葉が、日韓の法律の違いを指すのかは不明だ。
だが、県警は「性売買特別法」施行の影響で、韓国で男性に性的サービスを行っていた男性が、
同性間の売春行為や客を罰する法律のない日本に来るようになったとみている。
まとめ役の男は、「俺も結構前からこういうことをやっている。やり方も分かっている。
だからヤクザにお金を払っている」と供述しているという。
この男は2007年には日本にいることが確認されており、
県警は、少なくともこのころから、韓国人の男たちに男性客を取らせて荒稼ぎしていた上、
日本の暴力団側に売り上げの一部が渡っていた可能性もあるとみて捜査を進めている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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