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(台北 17日 中央社)釣魚台(日本名:尖閣諸島)の領有権問題やフィリピン公船による台湾漁船銃撃事件などを不満に思い、
在台湾の日本民間組織やフィリピンの出先機関に脅迫状を送った男が15日逮捕された。
高雄在住のこの男(36)は11日未明、あの世で使われる金銭として葬儀・法事で用いられる「冥銭」と
脅迫文入りの手紙を持って「台湾日本人会高雄支会」を訪れたが、
休日のため手紙を会の関係者に手渡すことを警備員に頼んだ。
手紙には「釣魚台は我が国の管理下にあり、期限内に引き揚げなければ日本に反共(=“反攻”の誤字か)する」
などと書かれ、不安になった会の人が警察に通報した。
また、先頃フィリピン・マニラ駐高雄事務所支部にも「フィリピン人は帰ろ」と書かれた脅迫状が届いており、
警察では同一人物による犯行ではないかとみて犯行現場付近などの防犯カメラの映像を複数チェックしていたが、
15日夜男を容疑者として割り出した。
家宅捜索の結果、冥銭や脅迫状などが見つかり、安全に危害を及ぼすなどの罪で男は高雄地検に移送された。
台湾ではこのところ、台湾漁船銃撃事件とそれに続くフィリピン政府の対応で、
フィリピンに対する感情が急激に悪化しており、警察では国民が事態に冷静に向き合うよう呼びかけている。
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