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韓国では、警察が実施中のインターネットわいせつ物集中取り締まりで、
ｌ児童・青少年に対するわいせつ行為・わいせつ物配布など疑いにより1938人が検挙された。
スマートフォンの普及で、児童・青少年を性の対象とする犯罪行為が猛威を振るっていることが分った。複数の韓国メディアが伝えた。
小学5年生のＡさんは、スマートフォンのランダムチャットアプリで、
「話をよく聞いてくれるおもちゃのような小学生を求む」というメッセージを見て好奇心を抱いた。相手は19歳の男、Ｂだった。
ＡさんはＢの言葉の意味もよく理解できず、さほど時間も経たないうちにＢの求めに応じて自分の裸の写真を撮影して送った。
その後、Ｂの要求はどんどんエスカレートした。Ａさんが拒否すると、「友達に写真を広める」と脅迫され、写真を送り続けることになった。
中学3年生のＣさんの場合、ポータルサイト「メッセンジャー友達作りカフェ」で24歳の男、Ｄと知りあった。
ＣさんはＤを、18歳の高校生と信じていたという。Ｃさんも、「友達だけだから」などと言われて動画を送った。
結局は、動画を送ったことで脅迫され、次々に求めに応じることになった。
警察の調べで、スマートフォンの普及すると同時に、青少年わいせつ物関連の犯罪が猛威を振るっていることが分った。
警察庁が4月から開始した集中取り締まりのなかで検挙された容疑者だけで1938人に達した。
1466人はわいせつ物を配布した容疑、残りのほとんどはわいせつ物所持の疑い。
警察は、このなかで児童わいせつ物を製作または販売した6人を拘束したと伝えた。
警察庁関係者は、「モバイル機器などが発達し、平凡な子供たちもサイバー性犯罪の標的となるため、注意が必要だ」と述べた。
わいせつ物を製作して警察に身柄を拘束された容疑者は、スマートフォンのランダムチャットなどで出会った児童、青少年に対し、
「お金をあげる」などとそそのかして裸の写真などを受け取っていた。
その後、周囲の人に見せると脅迫しながら、どんどんエスカレートした写真や映像を受け取っていた。
警察は、10月末までインターネットわいせつ物集中取り締まりを行う予定だ。(編集担当：朴志芽)
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