13/05/15 18:54:18.27
橋下徹大阪市長が、戦時中の旧日本軍の慰安婦について「必要なのは誰だってわかる」と語った。
橋下氏はさらに、沖縄県の米軍普天間飛行場の司令官と会談した際に、
合法的な範囲内で風俗業を活用してほしいと進言したとみずから明かした。
発言に批判が広がると、今度は
「貧困から風俗業で働かざるを得ないという女性はほぼ皆無。皆自由意思だ。だから積極活用すればいい」などとネット上で繰り返した。
こんな強弁が、通用するはずはない。橋下氏の理屈はこうだ。
命がけで戦う兵士を休息させ、軍の規律を維持するには慰安婦は必要で、世界各国の軍にも慰安婦制度があった。
それなのに日本だけが非難され、不当に侮辱されている。それは国をあげて強制的に女性を拉致したと誤解されているからだ―。
だが、いま日本が慰安婦問題で批判されているのは、そこが原因なのではない。
慰安所の設置や管理に軍の関与を認め、「おわびと反省」を表明した河野談話を何とか見直したいという国会議員の言動がいつまでも続くからだ。
戦場での「性」には、きれいごとで割り切れない部分があるのも確かだ。
だからこそ当時の状況は詳しくわからないし、文書の証拠も残されていない。
それでも、多くの女性が自由を奪われ、尊厳を踏みにじられたことは、元慰安婦たちの数々の証言から否定しようがない。
橋下氏は「意に反して慰安婦になった方には配慮しなければいけない」とも語っている。
ただ、橋下氏の一連の発言は、元慰安婦たちの傷口に塩を塗るばかりでなく、いまを生きる女性たち、さらには米兵をも侮辱するものだ。
「風俗業を活用したら」と言われた米国から、
「我々のポリシーや価値観からかけ離れている」(米国防総省の報道担当者)といった強い反応が出てくるのは当たり前だ。
橋下氏とともに日本維新の会の共同代表を務める石原慎太郎氏は「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなもの」と橋下氏をかばった。
維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事も「そういう問題を建前でなく、本音で解決するために言ったと理解している」と話した。
この党には、橋下氏をいさめる政治家はいないのか。百歩譲って本音で解決するためというのなら、何をどう解決するのか示してほしい。
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スレが立った時刻:2013/05/15(水) 12:26:02.18