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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の訪米に同行した尹昶重(ユン・チャンジュン)大統領府(青瓦台)報道官が、
在米韓国大使館でインターン中の韓国系女性にセクハラ行為を働いたとして更迭された問題で、
インターネット上で被害女性の素性探しが続いている。
事件が韓国で報じられた今月10日から12日にかけ、ネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上では
「尹昶重の女 ○○○」「尹昶重・インターン」などのタイトルで被害者と指摘された女性3人以上の写真が公開された。
だが、被害女性を知る人は「3人とも被害者と名前が同じだけで、全くの別人」と口をそろえる。
全く関係のない人が被害女性に仕立て上げられているというわけだ。
写真が公開された女性の知人は「この人は韓国に住む韓国人で(事件には)無関係だ」とコメントを書き込んだが、
一部のネットユーザーはこの女性を事件の当事者と決めつけ、あらん限りの非難を浴びせた。
「人をいらいらさせる顔立ち」「バカで遊び人、濡れ衣を着せるのが得意そう」「この騒動の責任を取るべきだ」
といった露骨な中傷コメントもあった。
この女性は自分のフェイスブックがネット上に公開され、12日までにアカウントを削除した。
尹前報道官のほかにも、俳優パク・シフさんの性的暴行疑惑、大企業役員による機内での乗務員暴行事件など
社会的に物議を醸す事件をめぐり、加害者だけでなく被害者の個人情報までを無差別に暴露する行為が社会問題化している。
パク・シフさんの事件をめぐっては、大学の歌謡祭でデビューした女性歌手が被害者と決めつけられ、
写真やインタビュー記事がネット上で広まり「芸能界デビューをするために性的関係を誘ったのでは」
「かわいくない」といった中傷を浴びた。
また、航空会社の女性乗務員に対する暴行事件でも、機内サービス報告書や被害を受けた乗務員の写真が公開された。
漢陽大学のユン・ヨンミン教授(情報社会学科)は「オンラインで過度な相互作用を起こし不要に暴露される情報が増え、
個人情報流出の危険性も高まっている」と指摘している。
記事入力 : 2013/05/13 10:42
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