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県は９日、１０年ぶりの県ソウル事務所復活（今月１日）を記念して、
中村法道知事を団長とする総勢約１６０人の県訪問団が１３日から３日間の日程で訪韓すると発表した。
韓国側約２００人を招き県産品などを振る舞う「長崎県の夕べ」（県主催）、
長崎－ソウル間に７月就航を計画している韓国の格安航空会社（ＬＣＣ）ジンエアーとの覚書調印などを予定している。
県アジア・国際政策課によると、韓国への県訪問団は前回事務所を開設した１９９３年以来。
渡辺敏勝県議会議長や上田惠三県商工会議所連合会長、
１２市７町の市町長、副市長ら官民が参加し、県の海外訪問団としては近年で最大規模。
一行は１３日にジンエアーのチャーター便でソウル入りし、同事務所やソウル市副市長などを訪問後、
就航支援に関する覚書の調印式を実施。
夜の「－夕べ」には、本県との友好交流を進めてきた現地の政財界と観光の関係者、駐韓国日本大使らが出席する。
１４日は釜山に移動し、
江戸時代に対馬が窓口となった朝鮮通信使関連を所蔵する釜山博物館の視察などを予定。１５日帰国する。
県ソウル事務所は中村知事が進める「アジア・国際戦略」の本年度の目玉として、
情報発信や県内企業支援などを目的に所員２人で開設した。
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