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【京都新聞/社説】日中韓環境会合、中国大気汚染対策で関係強化し領土問題解決を[05/08] - 暇つぶし2ch1:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★
13/05/08 15:16:47.30
微小粒子状物質「PM2・5」の飛来による大気汚染問題など環境問題を協議する
日中韓3カ国の環境相会合が開かれた。汚染物質の科学研究や排出抑制に協力して取り組み、
事務レベルで定期的に協議する「政策対話」の新設を盛り込んだ共同声明を採択した。

 経済成長著しい中国では大気汚染が深刻化し、国民の健康への影響が心配されている。
国境を越えて日本や韓国に影響が及ぶことも増えている。観測網の強化や研究者の交流などを3カ国が協力して進める必要がある。

日本の公害経験や技術も生かしたい。大気汚染防止に関する新たな枠組みづくりに合意できたことは意義深い。
沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島の領有権問題をめぐって日中、日韓関係が冷え込み、
関係修復の糸口さえ見えない時だけになおさらだ。地道な対話による信頼関係の構築が期待される。

 中国では、今年1月に国土の4分の1がPM2・5などの有害物質を含んだ濃霧に包まれて、
約6億人もの国民が影響を受けたと、中国環境保護省が発表した。

PM2・5は車や工場、石炭火力発電が排出源だ。中国では急速に車社会が進み、
排ガス規制の遅れが事態を悪化させたとされる。環境保護省は削減目標を打ちだしたが改善にはほど遠い。
そのうえ、汚染物質は黄砂と同様、風に乗って日本や韓国に到達しており、日韓両国も観測態勢を強化して警戒を強めている。

 環境相会合は1999年から毎年開催している。今年は閣僚の靖国神社参拝などの影響で、
5月開催を調整していた3カ国の首脳会談や財務相・中央銀行総裁会議が相次いで見送られた。
その中で、何とか開催にこぎつけた格好だ。

 ただ、日本は石原伸晃環境相、韓国は尹成奎(ユンソンギュ)環境相が出席したのに対し、
中国は李幹傑(りかんけつ)次官が参加するにとどまった。首脳会談にも難色を示し、
日本に対する強硬姿勢を崩さない中国だが、大気汚染対策に関しては日本の協力を求めたいという微妙な立場を表しているとも言えよう。

李次官は大気汚染の原因は「複雑だが、急速な工業化と都市化による非合理な産業分布や、エネルギー源としての石炭使用がある」
と分析して日韓両国に協力を呼びかけた。中国側の排出規制など難しい課題もあるが、3カ国が丁寧に話し合って乗り越えたい。

領土や歴史認識をめぐる日中、日韓の溝は深く、関係回復は容易な道のりではない。
だが、環境問題の解決という共通の目標を持って協力することはできる。その先に希望も見えてこよう。

URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)

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