13/05/03 18:02:36.59
歌手PSY(サイ)の大ヒット曲「江南スタイル」ミュージックビデオで幼いながら見事なダンスを披露したファン・ミンウ君(7)に対し、
インターネット上で悪意ある書き込みが相次いでいるという。このため警察が捜査に乗り出す事態となった。
ミンウ君は動画共有サイト「ユーチューブ」で再生回数15億回を超えた同MVによって一躍有名になり、
世界中のネットユーザーの間で「リトルPSY」と呼ばれて親しまれている。
ところが、母親がベトナム人だということが分かると、韓国の一部ネットユーザーが「劣等人種の雑種」などと中傷する書き込みを多数掲載した。
警察によると、ある会員制サイトの会員10人余りが先月23日、ミンウ君の所属事務所ホームページにアクセスし
「多文化(国際結婚)××が韓国で暮らしているということが×だ」「根っからのくず」などのコメントを大量に掲載、サイトをダウンさせたという。
韓国で暮らす外国人は140万人を超えた。小・中・高校に通う多文化家庭の児童・生徒も5万6000人に上る。
それにもかかわらず、肌の色や親の国籍で差別的な視線を投げ掛ける韓国人は依然として少なくない。
国際経営開発研究所(IMD、本部:スイス・ジュネーブ)が発表した国際競争力ランキングを見ると、
韓国の外国文化開放度は57カ国中56位だ。つまり、韓国は文化的・精神的な鎖国状態にあることになる。
フィリピン出身で国際結婚に伴い韓国国籍を取得したイ・ジャスミン氏が昨年国会議員に当選すると、一部ネットユーザーは
「不法滞在が横行し、売買婚が増えるだろう」というレベルの低い話を深く考えることもなく広めた。
このように世界が今どのように変化しているのか、韓国がどこに行こうとしているのかを考えない、
物事が見えない人々が韓国社会の中にいるから、多文化家庭の子どもや若者が学校でいじめられ、
中傷や暴力に苦しめられているのは想像に難くない。
若くして海外に移住したり、幼いころに海外養子に出された韓国人たちが今、国際機関や移住先の国で省庁のトップになると、
それを一個人のサクセス・ストーリーとして受け止め、関心を持つ人も多い。
だが、関心を持ちながらも受け入れた国や社会のオープンさを学ぼうと考えることはない。
韓国人がこうした閉鎖性を正さなければ、韓国という国や韓国社会の発展もいつか限界に達することになる。
歴史を振り返ると、世界をリードした国に共通する特徴の一つに人種的・民族的開放性がある。
2030年には外国人移民者300万人時代が開かれるという。
少子高齢化に直面している韓国社会はより多くの外国人を受け入れるしかない。
全世界が人種や国境を越えて一団となり、また競争し合う今、人種的な純血主義は国の将来をつぶす妄想に過ぎない。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)