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無主地に関する問題ですが、鬱陵島周辺の石島が大韓帝国の統治下にあっ
たことが勅令41号(1900)により明確にされました。これに関するかぎり、日
韓間において異論はないようです。勅令は官報で公表され、しかも周辺諸国と
の間になんらの紛争や異見がなかったので、韓国が石島を統治していたことは
明白です。
一方、この石島は、どの面からも竹島=独島とみられます。すなわち、当
時竹島=独島へ往来していた鬱陵島の韓人が呼称していた島の発音 "dok seom"
から独島あるいは石島と書かれたようでした。この主張はきわめて有力で、日
本ではそれに対する反論ほとんどみられません。
石島が竹島=独島であるという韓国の主張が有効なかぎり、勅令が日本の
竹島=独島編入より前であるだけに、日本の立場は国際法上不利です。そうな
ると、当時の竹島=独島は日本の領土編入以前から周辺国と何らの領土紛争も
ないまま大韓帝国の統治下にあり、そのうえ同島へ鬱陵島の韓人が往来してい
たので、大韓帝国の実効支配下にあったということになります。そうなると、
日本の無主地編入という名分は成り立たず、領土編入は当初から無効だったと
いう結論になります。