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韓国の輸出4月の輸出は小幅ながら増加したが、1日当たりの平均輸出増減率は半年ぶりにマイナスに転落したことが
分かった。1日当たりの平均輸出増減率は休日数による通関日数の差異に左右されずに輸出動向を正確にとらえる指標だ。
マイナス転落を受け、円安による輸出への影響が表面化するのではないかとの指摘が聞かれる。
産業通商資源部(省に相当)は1日、4月の輸出が前年同月比0.4%増の463億ドル、輸入が0.5%減の437億ドルだった
と発表した。貿易収支は26億ドルの黒字で、昨年2月から1年3カ月連続で黒字を維持した。
しかし、1日当たりの平均輸出増減率は7.9%減少で、昨年10月(1.2%減)以降のマイナスだった。産業通商資源部
関係者は「円安の影響などで輸出が事実上停滞状態に陥ったようだ」と指摘した。
地域別でも、円安の影響を直接受ける対日輸出が12.3%減少した。対日輸出は今年2月から2桁台の落ち込みとなって
いる。企業の円安懸念が輸出現場で現実として表れている格好だ。
中国(16.8%増)、ASEAN(12.9%増)など新興市場向け輸出が好調だったのとは対照的だ。円安が第2四半期(4-6月)末
から本格的に他の市場に影響を与えるとの見方もある。一方、日本企業は円安を武器に世界市場で目立った伸びを見せている。
品目別では、鉄鋼が13.6%減、自動車が2.4%減となど日本と競合する主力製品の輸出が減少を続けている。現代・起亜
自動車の週末の生産に支障が生じたことも自動車の輸出に影響を与えた。円安の進行を受け、産業通商資源部は今月末か
来月初めにも追加的な業種別対策を発表する方針だ。
チョ・ジェヒ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2013/05/02 08:30
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