13/04/23 23:50:58.38
この国の人々は思いやりがあふれて清々しい。ノーベル賞受賞者を19人も輩出する程、基礎科
学と人文学の水準が高い。第二次大戦後、ただの一度も戦争しない程、平和を愛好する。過去20
年余りの長期不況にもかかわらず相変らず経済力は侮れない。これらは隣国、日本の話だ。
私たちが対外的に韓国を紹介する時、躍動性に焦点を合わせて‘ダイナミック・コリア(Dynamic
Korea)’を誇る時、日本は物静かながらも洗練美を追求する‘クール・ジャパン(Cool Japan)’を前
面に出した。
ここまで見れば私たちは本当に良い隣国を持ったようだ。だが、日本の姿は他にある。侵略と支
配、収奪と抑圧で要約される過去の歴史がそれだ。事実、過去に隣接国に行った戦争と支配・被
支配はありふれている。問題は過去に対する責任意識、すなわち真正性を込めた反省と謝罪の
可否にある。ところが日本は‘クール・ジャパン’を唱えながらも過去の歴史については物静かなこ
とも洗練されたこともしない。
日本が全く反省せず謝らなかったかというと違う。例えば日本軍慰安婦については1993年‘河野談
話’で事実を認めて謝ったし、1995年‘村山談話’を通じて植民地支配と過去侵略の歴史について
反省するという意志を明確にした。問題は反省と謝罪をいいながらも政界の実力者らは正反対の
発言と行動を繰り返してきた点だ。主要政治家たちの靖国神社参拝もその中の一つだ。
数日前、内閣のナンバー２であり総理まで歴任した麻生太郎副総理をはじめ主要閣僚が参拝した
のに続き、23日には与野党の国会議員168人が集団で参拝した。靖国神社参拝は過去の侵略
戦争を称賛する行為だ。そこには太平洋戦争A級戦犯が合祀されているだけでなく、天皇のため
に命を捧げたこれらを神として持ち上げる現場ではないのか。
前では侵略史からの断絶を叫びながら、後ではそれを擁護する形は自己矛盾的だけでなく自尊
感を自ら破壊する行為だ。過去の歴史に対する正しい認識は未来を新しくひらく基盤が用意され
たことを意味するだけでなく隣国に対する開かれた姿勢を公開的に標ぼうすることだ。こういう平
凡な真理が作動しない日本を尊敬することは容易ではないようだ。
（訳注：慰安婦のアジア女性基金でも真正性がない）
2015年は韓日国交正常化50周年だ。日本はこの大転換期を今のように歴史問題の門外漢の立
場に立ってまあまあと流すのだろうか。解決の主体は日本の政界と日本社会にある。日本が過去
の問題から自由になりさえすれば、国際社会から本当に尊敬を受ける国になることができるはず
なのに…。その日がいつか非常に気になる。
URLﾘﾝｸ(image.kukinews.com)
チョ・ヨンレ論説委員!
ソース：国民日報・クッキーニュース・(韓国語) [チョ・ヨンレコラム]日本が尊敬を受ける国なったら
URLﾘﾝｸ(news.kukinews.com)