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［ソウル ２２日 ロイター］ 韓国のＬＧディスプレー(034220.KS)の第１・四半期の利益が、昨年第２・四半期に黒字
復帰して以降で最小となった。米アップル(AAPL.O)が携帯端末の市場で勢いを失いつつあるとの懸念がある中、
アップル製品向けのスクリーンに対する需要が後退した。
ＬＧディスプレーの第１・四半期（１─３月）の営業利益は１５１０億ウォン（１億３５００万ドル）と、トムソン・ロイターによる
アナリスト予想平均の１４７０億ウォンを上回った。
同社は４四半期連続で利益を計上、前年同期は２１１０億ウォンの損失を出していた。ただし、季節的な需要後退や、
アップルへの販売縮小が影響し、前四半期からは７４％減となった。
大半がアップル向けとなっているタブレット型端末やスマートフォン（多機能携帯電話）のパネル販売は、第１・四半期の
スクリーン出荷数全体の２７％を占めた。第４・四半期の３１％から低下した。
ただし、アップルによる年内の改良版投入が見込まれているほか、ＬＧ電子(066570.KS)からの携帯電話向けスクリーンの
需要拡大も支えとなり、ＬＧディスプレーの利益は今後数四半期で上向くことがアナリストの間で予想されている。
ＬＧディスプレーは２２日、第２・四半期のパネル出荷数が前四半期比５─１０％増になるとの見通しを示した。
アナリストによると、ＬＧディスプレーの売上高の約３０％をアップル向けが占めている。
REUTERS: 2013年 04月 22日 18:34
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