13/04/21 10:15:30.56
(写真)
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▲ イ・ジョンラク
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2011年9月27日、全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場でとんでもない事が起きた。全北(チョンブク)
とセレッソ大阪とのアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ8強戦の際、全北の応援席に
「日本の大震災をお祝いします」と書かれた紙のプラカードが掲げられた。これを発見したセレッソ大阪
側の抗議でプラカードはすぐに除去されたが、この写真が日本のメディアに報道されながら波紋が
広がった。
日本国内のムードが尋常でなく動いていると判断した日本駐在韓国大使館は足早に動いた。文化
観光部を通じて全北球団に謝罪声明の発表とサッカーファンに対する制裁措置を要求した。全北球団
は直ちに大阪球団に残念を示して謝罪の意を伝えた。問題のプラカードを製作・掲示した者の身元も
把握して、公開謝罪の場面を韓・日メディアを通じて報道する措置を取った。韓・日間の外交問題に
なる所だったプラカード事件の余波はたちまち徐々に消えて行った。
今度は日本の極右勢力が我々を刺激した。日本の極右団体である『在日特権を許さない市民の会
(以下、在特会)の幹部が先月24日に大阪で行われた『日韓国交断絶国民大行進』のデモで、「韓国人
女性をレイプしろ」という発言を吐き出して市民を先導した。初めてこの話を聞いた時は、「いくら極右
団体でもそのような事を言ったのだろうか」と半信半疑だった。しかし動画を直接見た後は開いた口が
塞がらなかった。
この右翼男性の発言は日本のヌリクン(ネット使用者)たちからも非難の対象になった。在特会を非難
するコメントも殺到した。しかしそれだけだった。大部分の日本メディアは自国に不利なこの事件を
報道すらしなかった。日本政府も何らの行動を見せなかった。在特会が公式謝罪を行うとか、問題の
男性を除名する最小限の行動も取っていない。二つの事案を処理する姿勢を見れば、韓国政府と
国民の水準が日本よりもずっと高く見える。
在特会が属する『ネット右翼』は2000年代の初盤に登場した。一部では『ネット右翼』参加者の大部分
が一定の職がない『プリーター(フリーアルバイター)』で、親のすねをかじる『ワーキングプアー
(working poor)』という点から彼らの存在感も時間が経てば自ずから消滅すると主張している。特に
民族派を自任する『伝統右翼』などは、明らかな組職図もなくその時々の問題によって離合集散を
繰り返えす『ネット右翼』を『バブル右翼』と馬鹿にしている。
だが、『ネット右翼』の主張が『健全なナショナリズム』の枠を逸脱して、極端な民族差別主義へ変質
している現象に警鐘を鳴らさなければいけないという指摘も少なくない。極右勢力の行動を無分別な
事だけと見て無視するには、これらの逸脱行為が既に度を超えているからだ。今度の大阪集会での
発言に対しても在特会と当事者の謝罪を必ず引き出さなければならない。そうするためには我が
政府(韓国政府)が動かなければならない。日本に住む韓国女性の身の安全のためにも、日本政府
の誠意のある措置を要求しなければならない。今後は極右勢力の過激行動と発言に対して外交問題
にする事が出来るというメッセージを伝達しなければならない。司法当局が在特会に対する法的制裁
を強化するよう日本政府を動かさなければならない。そうすればこそ日本の極右勢力の足首を縛る
ことができる。赴任を控えているイ・ビョンギ新任駐日本大使が特に肝に銘じなければならない事だ。
ソース:NAVER/ソウル新聞(韓国語)
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