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和歌山県上富田町は、韓国の河南(ハナン)市と友好都市提携をする方針を固めた。互いに
マラソン大会の開催地になっていて、両大会はすでに提携している。より幅広い分野で交流を
深めていくため、自治体同士も提携することにした。8月にも両首長が文書に調印する方向で
調整する。上富田町が海外の自治体と提携するのは初めて。
上富田町の「adidas・紀州口熊野マラソン」と河南市が会場になっている「adidas―MBC漢江
(ハンガン)マラソン」は、2009年に提携をした。以来、互いにランナーを派遣しているほか、
町内にある熊野高校の生徒も韓国を訪れ、大会に参加している。
ことしの漢江マラソンは14日にあった。ランナーらとともに韓国入りした平見信次副町長が
河南市のイ・ギョボム市長と会い、提携することで話がまとまったという。
提携には「高校生同士の交流をさらに深めたい」という狙いがある。町には熊野高校があり、
河南市にも高校がある。町としては、マラソンを足掛かりに、他のスポーツや教育、文化と
いった分野でも交流を図る方針。
河南市は、首都ソウルの東に位置する。人口は約15万人。漢江マラソンには、毎年1万人
以上が参加している。
田辺西牟婁地方の市町では、白浜町が09年に韓国の果川(カチョン)市と友好都市提携をし、
互いに職員を派遣するなどしている。04年には米国のハワイ州ホノルル市とも提携している。
田辺市、すさみ町は、海外の自治体と提携していない。
ソース:紀伊民報
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