13/04/12 12:28:26.93
韓国が米国から違法漁業国として指定された事実が一歩遅れて明らかになった。 政府はこれを隠したまま手をこまねいて後手にまわって
いたことが分かった。 違法漁業（IUU）とは、違法（Ilegal）、非表示（Unreported）、非規制（Unregulated）漁業を言って水産資源の
取得の制限量を超え、漁業権なし操業や偽造漁業権の使用、外国人船員の人権侵害などの行為に規制を破って操業することを
意味する。
10日、海洋水産部と外交部、シム・ジェグォン民主統合党議員によると、米国商務省は、去る1月11日の議会に2年ごとに提出する
違法漁業国別報告書に韓国が含めた。 政府と関連企業が国際社会の警告を無視したことに伴う措置だ。 これまで国際社会は
韓国遠洋漁船の続く違法漁業に着実に警告を送ってきた。
特に米国は、韓国政府が一歩遅れて不法漁業を防ぐために漁船監視などの管理システムの構築などを骨子とする "遠洋産業発展法"の
改正を推進したが、十分ではないという判断の下、このような決定を下したことが分かった。 このレポートに含まれる国は、我が国を含めて、
ガーナ、タンザニア、コロンビア、エクアドル、イタリア、メキシコ、パナマ、スペイン、ベネズエラなどである。
韓国政府がIUUの根絶対策を2年以内に用意しなければ、米国は自国の法律に基づき、韓国国籍のIUU船で出てきた水産物のすべての
取引や流通過程を規制することになる。 その水産物の米国搬入と当該船舶の港湾入港など規制も受けることになる。
欧州連合（EU）も最近、韓国の遠洋漁船の西アフリカ沿岸水域での大量不法漁業事態が深刻だと判断して、これを改善するように促した。
これも改善されない場合、 "非協力第3国"に指定され、この国で漁獲した水産物と商品のEU向け輸出が禁止される。
オーストラリアとニュージーランドも韓国遠洋漁船の外国人船員の人権蹂躙などを問題視し、今後の規制強化を準備中という。
韓国政府がIUU国指定という汚名をかぶったのには、政府の安易な認識と事件を揉み消そうとする態度が一役を買ったという指摘が多い。
国際環境保護団体グリーンピースは "韓国遠洋漁業業界が何年も、世界各地で34件に達する各種不法行為を犯し政府に早急な調査を
促したが、政府は何の対応もしないまま、その政府の調査結果を待ちたいという言葉を繰り返した"とし、"韓国政府は積極的に韓国遠洋業界に
関連する違法事件を把握する代わりに、事件を隠蔽して消極的に対応し、不法漁業国という烙印が押されるように傍観している "と批判した。
国会外交通商統一委員会所属の民主統合党シム・ジェグォン議員は "今まで政府がこのような事実を隠してきたことは深刻な職務遺棄"として
"海洋水産部と外交部など関連省庁が緊密に協力して韓国の遠洋企業が持続可能な漁業に基づく国際水産機構の規約を遵守することができる
制度的枠組みを作るべきだ "と指摘した。
これに対し、海洋水産部遠洋産業とシン・ヒョンソク課長は "IUU報告書は、米国、個別法によって議会に報告した報告書だと、あえて明らかに
する部分ではなかった"とし、 "去る1日、米国政府と協議を行い、政府が推進している遠洋産業発展法の改正など措置について十分に説明し、
米国側も韓国政府が適切な措置を2年以内に用意して深刻な制裁レベルまでつながらないと予想した "と明らかにした。
chosun.com
daum/朝鮮経済i: 2013.04.10 18:01 (韓国語)
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