13/04/10 23:53:56.57
韓国の性教育を急ぐべきだ。
韓国在住1年10ヶ月足らずの記者が申し上げるのも何だが、ただ、切実にそう感じる。
事実、韓国メディアの朝鮮日報が9日付で興味深い記事をあげている。緊急避妊薬の販売が4年で52％増えたというものだ。
この「緊急避妊薬」とは、一般に「モーニングアフターピル／アフターピル」と呼ばれる、
いわゆる避妊に失敗したときなどに服用し、望まない妊娠を回避するホルモン剤だ。
朝鮮日報は女性会社員Ａさん（28）の服用を例に挙げ、「恋人がコンドームの使用を嫌がった」と記載しているが、
記者の周囲にも韓国でアフターピルの服用経験のある知人が数人いる。
この知人もＡさんと同様、恋人がコンドームの使用を嫌がったり、お互いに「大丈夫だろう」という考えに流されたということだった。
緊急避妊薬（アフターピル）は、一般避妊薬（ピル）と比べホルモンの含有量が高く、副作用をもたらすことがある。
吐き気や頭痛、場合によっては不正出血もあるという。
そもそも、アフターピルとは、ホルモン値を乱して子宮内膜を無理やり剥がすことで着床を防ぐものだ。
「運悪く、コンドームが破れてしまった」などの望まない妊娠を避けるための薬で、あくまで「最後の手段」として認識すべきだ。
ところが近頃、韓国でこのアフターピルを避妊手段として安易に用いるケースが増えているという。医薬品販売データによると、
2002年に導入されたアフターピルの販売件数は、2008年の47万1,626件から昨年は71万8,095件と、4年間で52％も増加した。
韓国の緊急避妊薬の服用率は5～6％で、計画的に服用する一般避妊薬の服用率の2～3％に比べ2倍ほど高いという。
年代別に見ると、20代が52％で最も高く、次いで30代が28％、40代が12％、10代が7％の順だった。
朝鮮日報は、特に夏休みシーズンの7～8月と、年末の12月に販売が集中していると報じている。
アフターピルによって妊娠を防げる確立は90％近いと言われる。しかしこれは、定められた時間内に正しく服用した場合だ。
服用が遅ければ成功率は低くなり、正しく服用しても妊娠する可能性はあり、中には中絶のため病院を訪ねる人もいるという。
問題は、アフターピルを求める女性の多くが、避妊に「失敗」したため病院を訪れているのかということだ。
おそらくそうではないだろう。「失敗」したのではなく「しなかった」場合もあるのではないだろうか。
事実、20代～40代の韓国人男性15人に、性交渉の際にコンドームを使用するかとの質問を投げかけてみた。
すると、「女性がしてと言えば…」といった曖昧な答えが多く、きっぱりと「しない」と答える人もいた。「必ずする」と答えた人は1人もいなかった。
ただ、これは記者の周囲の人の話だ。もちろん、必ず使用するという韓国人男性もいるだろう。さらに、男性が一方的に悪いわけでもない。
そこには女性の意思もある。記者は取材協力のお礼に日本で購入した「0.02ミリコンドーム」を渡した。
これは妊娠だけの問題ではない。性病予防のためにも、コンドームの使用は呼びかけるべきである。
さらに、こういった内容はしっかりと学校で「教育」されなければならない。
現在の韓国には、青少年を「性」から遠ざけようとする社会の雰囲気と、
それに逆行する好奇心のようなものが入り混じっているような気がしてならない。韓国のきちんとした性教育が急がれる。
URLﾘﾝｸ(www.krnews.jp)
【韓国】緊急避妊薬の販売、4年で52%増の約72万個に[04/09]
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)
【韓国】｢超薄型と突起型が人気｣コンドーム購買客の23%が女性、制服姿で購入する青少年も増加[04/10]
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)