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中国で、これまでにヒトへの感染がなかったH7N9型鳥インフルエンザウイルスの感染者が各地で確認されたことについて、
中国メディア・中国日報は5日、4日現在で感染例が確認されていない北京市で病院や衛生当局がネット上の未確認情報の否定に追われる様子を報じた。
記事は、現地時間3月31日から4月4日午後7時までに浙江省、江蘇省、安徽省、上海市で合わせて11件の感染例が報告されたと伝える一方で、
同時点までに北京市内では感染例は確認されていないことを伝えた。
そのうえで、4日にネット上で北京市内の病院が
「今回の感染状況は深刻で10年前のSARSと同レベル。メディアではすでに情報が封鎖されている」とコメントしたとする情報が広まったことを紹介。
これに対して病院側が「鳥インフルエンザに関する情報を発表したことはない」とし、情報が完全なねつ造であるとの見解を示したことを伝えた。
記事はまた、同市衛生局が「市民は情報を簡単に信じ込み、要らぬ騒ぎを起こさないように」と注意喚起するとともに、
「ひとたび感染例を発見すれば、わが市では速やかに関連情報を発表する。絶対に情報隠しはしない」とコメントしたことを併せて伝えた。
中国国内では、4日午後9時現在で新たに上海市で3例が確認され、感染例は合わせて14件となった。(編集担当:柳川俊之)
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