13/03/31 12:54:45.10
初めて会った女性が、一緒に寝ようと言いだした。女性は首を抱き締め、なで始めた…。
このような女性の態度は、男性に対し性的関係を持つことを許すものなのだろうか。そうだと思う男性は、一夜にして自らの
人生を台無しにしかねない。
30代の男が、ナイトクラブで16歳年上の女性と知り合った。二人は朝まで酒を飲んだ。すっかり酔った女性はこう尋ねた。
「2時間ほど休むのに、どこかいい所はないか」。これに対し男は「モーテルに行こう。変なことはしないから、1－2時間だけ一緒に
いよう」と答えた。二人は明け方、一緒にモーテルに入った。
自分の生い立ちについて話した男は突然「抱いてもいいか」と言い出した。女性は「出ていけ」と言ったが、男は女性の服を
脱がせ、性行為に及んだ。女性は全裸のまま、悲鳴を上げ廊下に出て、警察に通報した。警察がモーテルの部屋に踏み込んだ
とき、男は「くそ女め！ こういう所に一緒にきたら、（性行為を）やるのは当たり前だろうが」と悪口を浴びせた。男は「互いに好感を
持ち、激しい性行為をした」と主張したが、これに対し女性は「私を殴った後、無理やり性行為をした」と反論した。結局、男は
性的暴行罪で懲役2年6月の判決を受け服役した。
2009年、P受刑者（35）は女性（43）と知り合い、1カ月後には性的関係を持ち、交際を始めた。付き合っていた2年間、数回に
わたって肉体関係を持った。11年8月、二人は女性問題をめぐって争った。P受刑者は女性をなだめるため一緒に散歩したが、
このとき女性を抱きかかえ、キスをした。女性は「やめて」と言ったが、P受刑者は「こうしたら女性をなだめられる」と考え、車の中で
女性を押し倒し、性行為に及んだ。だが、P受刑者は性的暴行を加えたとして警察に突き出された。女性は「これまで、けんか
した後に気を取り直して性的関係を持ったことはあったが、今回は無理強いされた」と主張した。P受刑者は昨年、性的暴行罪が
認められ、懲役2年6月の判決を受けた。
交際を始め、数回性的関係を持つ場合でも、相手の意思はその都度確認しなければならない。J氏（34）は10年、ソウル市
鍾路区の屋台で知り合った女性（34）と合意の上で2回にわたり性的関係を持った。翌朝、目を覚ましたJ氏は再び性行為を
しようとした。女性はこれを拒否し、服を着て、携帯電話などをしまった。ところが「昨夜2回も（性行為を）やったのに、朝になって
嫌がるというのは本心ではない」と考えたJ氏は、女性をベッドに押し倒し、性行為に及んだ。ソウル高裁はJ氏の性的暴行を認め、
懲役1年6月、執行猶予2年の判決を下した。
性的暴行が女性だけでなく、男性にとっても恐怖の対象となっている。それは「女性は性的関係を望んでいても、まず『嫌だ』
というものだ」という誤った認識を持つ男性に見られる現象だ。女性の同意を得ないまま性行為に及んだ場合、男性は翌日、
警察に呼ばれることを覚悟しなければならない。先進国では「性的暴行」に対する裁判所の基準が厳格化しているためだ。
米国やスウェーデンなどでは、相手が「性行為をしてもよい」という意思を示した場合を除き、ほとんど性的暴行罪が成立する。
2010年、内部告発サイト「ウィキリークス」の設立者ジュリアン・アサンジ氏（41）が、スウェーデン人女性2人に対する性的暴行や
強制わいせつの容疑で告訴された。「合意の上で性的関係を持ったが、コンドームを装着していなかったり、コンドームが破れたり
した」という内容だった。スウェーデンではコンドームの使用を拒否した場合、合意に基づく性的関係と見なしていない。
(>>2以降に続く)
甘恵琳（カム・ヘリム）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版: 2013/03/31 09:35
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