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2013年3月25日、米誌タイムは韓国の高齢者の貧困と絶望、自殺率の高さについて取り上げた。28日、新華網が伝えた。
2000年から2010年の10年間に韓国の自殺率は倍増した。高齢者に限れば全体平均よりもさらに倍増している。世界で最も
裕福な国の仲間入りをした韓国だが、その高成長の陰で経済に貢献できない人間は意味がないとして、高齢者は価値がないと
考えられるようになってしまった。また、年長者を崇拝する儒教社会の伝統も薄れ、高齢者は子どもたちから離れて孤独に暮らして
いることが多い。
大家族が解体される一方で、高齢者をカバーすべき新たなセーフティーネットの構築も遅れている。経済協力開発機構(OECD)
加盟国の中で、韓国は社会支出率の最も低い国の一つ。65歳の高齢者の45%が貧困に苦しんでいる。
政府も重い腰を上げ、自殺対策、高齢者対策に取り組んでいる。しかしその力はまだまだ不十分だ。例えば自殺対策に300万ドル
(約2億4000万円)を拠出したが、これは日本の200分の1でしかない。(翻訳・編集/KT)
レコードチャイナ: 2013年3月30日 18時22分
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