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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が２４日までに発表した国際収支統計によると、
昨年の海外資産の韓国流入額は総額２５億３０００万ドル（約２３９０億円）で、２００３年の集計開始以来、過去最高となった。
海外資産の流入額は２００３～２００７年は１～２億ドルで推移していたが、金融危機が発生した２００８年には１６億６０００万ドルに急増。
２０１１年に２０億ドルを突破し、２０１２年は２５億ドルを超えた。
海外資産には外国人のほか在外韓国人の資産も含まれる。主に不動産売却代金や預金と推定される。
海外資産の流入額が過去最高を記録した背景について、居住目的の入国者が増加したことが影響していると推測される。
法務部によると昨年、永住ビザで入国した外国人は７８９０人で、前年比２０．６％増加している。
外国籍を持つ韓国系に発給される「在外同胞ビザ」による入国者も２２万７８３６人で同１９．８％増加した。
変動を繰り返す外国為替も理由に挙げられる。
ある経済研究所の関係者は、最近のウォン高傾向が長期間続くと予想されるため、
さらなる為替差損を回避する目的で海外の外貨建て資産の流入が増えている可能性がある」と分析した。
一方、韓銀は海外資産の流入額が過去最高を記録したことについて、特別な原因は分からないとしている。
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