13/03/23 13:19:48.26 MGGRU8LB
マスコミでも決して報道されず、国会でも話題にされることのない外交の現実。
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2002年に始まった在モスクワ日本大使館の新築工事が完成したのは2006年の暮れのことだった。
ロシアの工作員によって設置された可能性のある盗聴器を見つけ出すために、警察庁と自衛隊施設部隊の
混成チームがモスクワに派遣されて大使館近くの高級ホテルにチェックインした。
夕食をホテル内の高級レストランで済ませて隊員たちが各自の部屋に戻ってまもなく全員がひどい腹痛を
起こして激しい下痢と嘔吐に見舞われた。
単純に食中毒と判断されたが職務の遂行は不可能と判断されて全員帰国して、数日後に別のチームが
モスクワに派遣された。ところがまたもや全員が同じ症状でダウンした。
そして3回目のチームが派遣されたがまったく同じ様な症状を起こして全員ダウンした。
ことここに至って日本の警察も事態の深刻さを理解してロシア情報機関の破壊工作の一環であることを
疑い始めた。その後の経緯は明らかにされていないが、これが世界の情報戦争の現実である。
(「知られざるインテリジェンスの世界」 吉田一彦 著 PHP研究所)