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すれっからしの巧妙さでもってかれらは世論をこねあげて、そこから自分達の将来のための闘
争の道具を作り出すのである。
すでにユダヤ人の最高の首領達は、諸民族を大規模にむさぼり食い尽くすというかれらに遺言的
に伝えられているモットーの成就が近づくのがみられると信じている。
このように非国家化されてしまった植民地的な国家の大群の中で、ただ一つだけでも独立的な
国家が残っていさえすればその国はかれらの全仕事を最後の瞬間になおも崩壊させることができ
よう。なぜなら全世界をおおい尽すのでなければ、ボルシェビキ化された世界は存続しえな
いからである。
ただの一国でも国家的エネルギーと偉大さをもち続けるとすれば、専制的なユダヤ人総督治下
の世界帝国は、この世界でのあらゆる暴政と同様、国家主義思想のもつ力に負けるだろうし、ま
た負けるに違いない。
アドルフ=ヒトラー著「わが闘争」