13/03/20 23:26:18.00
3月17日の「中国国医節」(中国漢方医祭)に際し、広東省東莞市医学会、東莞市中医学会が主催した学術会議で、
中国中西医結合学会の理事で、広東省中医薬学会の副会長である金世明氏は、
漢方薬材に潜むリスクによって漢方薬産業が直面している問題を指摘した。広州日報が伝えた。
金副会長によると、漢方薬材の良し悪しは環境汚染、栽培方式などに緊密に関わっている。
漢方薬材は植物であり、一定の栽培過程がある。地域によって生長の過程も違うからだ。
広カク(草かんむりに霍)香(広東産のカク香)は嘔吐止めなどの効果を持つ。金副会長は広カク香を例にあげ、
「広州は広カク香の栽培に適している。だがほかの都市に移植されれば、経緯度が変わり、効果も変わる」と指摘した。
地域条件のほかに、栽培方式も漢方薬材の性質に影響を与える。金副会長は、「現在は環境汚染問題が突出している。
栽培環境の汚染、農薬の乱用などで漢方薬材の質は低下している。中国医学は食事療法を重視している。
だが、薬漬け鶏肉の氾濫などの問題で食事療法の効果も大いに弱まっている」と指摘し、
「空気、水による漢方薬材の質への影響は比較的大きい。生態系への保護を強化すべきだ」と呼びかけた。
いかに健康な体を保つかについて金副会長は、「健康かどうかは心の状態が大きく関係する。科学技術の進歩に伴い、
これから、がんに罹っても最適な治療を見つけることができる。だから、がん患者は積極的に楽観的な心理状態を持つべきだ。
歌を歌うことも健康になるための養生方法だ」と語った。
URLリンク(www.xinhua.jp)
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