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日本のフジテレビは13日朝の放送‘とくダネ！’を通じて2013ワールド・ベースボール・クラシック
(WBC)日本-オランダ前を視聴した日本人家族を紹介して目を引いた。乱打戦の末、日本が10-6
で勝利したが、家族は終始一貫、試合に集中できなかった。野球狂夫妻はずっと「疲れる、眠い」
とつぶやいた。夫人は重要な場面で夫にトイレ掃除まで指示した。
WBCに興味を失ったのはこの家族だけではなかった。18日、米国サンフランシスコで開かれたプ
エルトリコとのWBC準決勝戦で1-3で屈して3連続優勝の夢が消えたが日本野球ファンたちは意
外に淡々としていた。球場を訪れた日本留学生は「2006年・2009年大会と比較して面白味が落ち
る。率直にいって退屈で興味が感じられない」として「それほど残念ではない」と打ち明けた。
このようにWBCが気が抜けた大会で野球ファンたちからソッポを向かれる理由は何だろう。とくダ
ネ！の放送に出演した黒川伊保子脳科学研究員は「スター不在とビッグゲーム不足」を挙げた。
伊保子は「前の大会の時は有名選手が多かったし‘ビッグマッチポイント’もあったが、今回は全く
ない」と惜しんだ。すると信輔アナが「フィギュアスケート見れば良い」と言って出演者たちの共感を
得た。フジテレビはキム・ヨナが優勝した今回の世界選手権を単独中継したことがある。
放送を見た日本の視聴者たちは「話題を変える必要ない」としながら「WBC‘難敵’韓国が予選脱
落したので大衆の関心が遠ざかったと率直に言え」と主張した。実際に日本はWBC2ラウンドで台
湾に幻想的な大逆転シナリオを達成したのにあまり喜ばなかった。相手の‘存在感’が薄かったか
らだ。その上、台湾は魂まで親日国家で日本としては勝つ味も減った。
日本野球ファンたちは台湾の代わりに‘恐怖のキムチ部隊’韓国を相手に逆転していればWBCの
雰囲気も生き返っただろうと口をそろえる。このように日本はいつの間にか韓国をライバル以上の
‘巨大で威厳がある存在’と感じている。日本が韓国をさらに意識しているわけだ。2012ロンドン・
五輪サッカー銅メダル決定戦が代表的な例だ。当時、韓国は冷静な試合力を見せた反面、日本
は‘韓国’を意識して浮き立ち緊張した状態が続いた。結局、失敗を連発して0-2で韓国にひざま
ずいた。日本選手たちは大声で号泣した。
葬式の様な日本の雰囲気を慰めたのはむしろ韓国選手たちだった。パク・ジョンウとキ・ソンヨン、
キム・ボギョンなどが大津、吉田、清武に近付いて起こした。パク・ジョンウは当時の記憶について
「相手の立場で考えれば心がつらいだろうと慰めの言葉をかけた」と明らかにした。
‘2013フィギュア世界選手権チャンピオン’のキム・ヨナもパク・ジョンウの心と違わない。キム・ヨナ
は17日、世界選手権授賞式で3位の浅田真央らを二回たたいてあげた。同じフィギュア選手の立
場から浅田の苦衷を推し量った名場面だった。キム・ヨナは直後のインタビューでも「私たち二人
を比較しないで欲しい。浅田もストレスになる。周囲がずっと言えばどうしても気になる」と話した。
このように韓国の若い選手たちは考え自体が変わった。日本のくびきを越えて世界へ跳躍してい
る。反面、日本は一歩遅れて韓国を越えなければならない山と判断する雰囲気だ。国際大会韓日
戦でいつも挫折してきた日本は韓国スポーツが一つの基準になったと口をそろえる。日本野球フ
ァンもWBCで予選脱落した韓国野球について「運がなかっただけ、相変らず世界先頭グループに
ある。米国パワーと日本の精巧さを吸収したトータルパッケージ野球を駆使する」として「韓国が4
強に上ってきていれば日本も強力な動機付けができただろう」と残念がった。
韓日戦に対する恐れと悲壮さが交差する日本、これほどになればスポーツだけは韓国ストーカー
(？)としても行き過ぎた表現ではない。
イ・チュンミン客員記者
ソース：デイリアン(韓国語) ‘韓国ストーカー？’韓日戦のどの渇きに泣いて笑う日本WBC韓日戦
失踪..日本野球ファンアクビ
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