13/03/18 21:29:45.36
「朴槿恵（パク・クンヘ）大統領が北朝鮮を刺激して戦争を起こそうとしている」
「今後は維新（維新体制=朴大統領の父親・朴正熙〈パク・チョンヒ〉大統領時代の独裁体制）時代のようにミニスカートをはいたら処罰される」
昨年末の韓国大統領選挙の際にソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）上で横行したデマが、再び広がりを見せている。
今月11日、行き過ぎた露出に5万ウォン（約4200円）の反則金を科すことなどを柱とする軽犯罪処罰法施行令の改正案が国務会議（閣議に相当）で議決されると、
ツイッター（短文投稿サイト）などSNS上では「ミニスカートの取り締まりが始まった」「朴槿恵政権が維新時代に回帰した」といった書き込みが急速に広がった。
「私はもう駄目だ」（歌手イ・ヒョリ）、「どうすればいいの」（お笑いタレントのクァク・ヒョンファ）など、セクシーさを売りにする芸能人もツイートし、騒ぎはさらにエスカレートした。
警察はこれに対し「軽犯罪処罰法の改正案は女性の前で裸体を露出させ不快感を与える露出狂を処罰するためのもので、ミニスカートやへそ出しルックは取り締まりの対象ではない」
と説明したが、騒ぎが収まらなかったため、ついには与党セヌリ党がブログで「改正案は1963年から存在する処罰条項を簡素化したものにすぎない」と釈明する事態となった。
また、北朝鮮の核問題をめぐり緊張が高まった今月初めには「朴大統領が米国を介して北朝鮮を刺激し、戦争を起こそうとしている」
「大統領府（青瓦台）とセヌリ党が国民に戦争をちらつかせ、政府組織再編案を無理やり通そうとしている」といった書き込みも広がった。
さらに、一部の小学校を中心に「3月11日に戦争が発生し休校令が出される」といううわさが出回った。11日は韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」が始まった日だ。
ポータルサイトでは「朴槿恵 戦争宣布」「朴槿恵 北朝鮮 戦争」といったキーワードが検索ワードランキングの上位に入った。
大統領選の前にも、一部のネットユーザーは「朴槿恵氏が大統領になったら北朝鮮と戦争が起こる」というデマを流していた。
昨年7月から施行されている診療報酬包括払い制度（特定疾患に定額の報酬が支払われる制度）をめぐっては
「ろうそくデモで制度を変えよう」という呼び掛けがツイッターに繰り返し投稿されている。
包括払い制度は保険財政にはプラスに働く一方、医療サービスの質が低下しかねないという二面性がある。]
だが、こうした書き込みは保健福祉部（省に相当）が説明する「過剰診療と患者の負担が減る」というメリットには触れていない。
大統領選の直後に登場した「不正選挙」騒動も収まる気配がない。「不正選挙を行った朴大統領をすぐに弾劾すべきだ」との主張や
「3月○○日、不正選挙を糾弾する徳寿宮大漢門（ソウル市中区）前のろうそく集会に10万人を集めよう」といった書き込みがインターネット上で飛び交っている。
こうしたうわさやデマに対し、与党の一角では「李明博（イ・ミョンバク）政権初期のようなろうそく集会を開くための下準備では」と危ぶむ声もある。
毎年5月2日に行われてきたろうそく集会の期日が1カ月半後に迫っていることと無関係ではないとの見方だ。
だが、米国産牛肉輸入反対のろうそくデモが起こった2008年とは違い、デマの内容が刺激に欠け、反響も小さいとの見方も多い。
数十万人のフォロワーを抱えるツイッターユーザーたちも、今のところ目立った動きを見せていない。
SNS専門家のク・チャンファン人脈経営研究院長は「今出回っている話は脚色して広がったりすることがなく、単なる疑惑提起のレベルにとどまっている」と指摘した。
URLﾘﾝｸ(www.chosunonline.com)
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