13/03/14 22:03:56.69
12日、日本は愛知県沖の深海地層にあるメタンハイドレートからメタンガスの採取に成功し、
世界で初めて海底メタンハイドレートの掘削技術を掌握した国になったと発表した。メタンハイドレートは日本近海に広く分布し、
日本が使用する100年分の埋蔵量があるという。日本は2018年までに技術を完成させ、大規模な商業ベースでの生産を実現する構えだ。
日本が海底メタンハイドレートからメタンガスの採取に成功したことは、世界のエネルギー構造にどのような意味を持つのか。
中国はメタンハイドレートの掘削技術でどのような進展を得ているのか。中国の海域、陸地にはどれくらいのメタンハイドレートが存在しているのか。
メタンハイドレートの詳しい専門家である浙江工業大学の裘俊?教授を訪ね、注目が集まる問題をぶつけてみた。
掘削試験は日本経済産業省の下部組織である石油天然ガス金属鉱物資源機構が実施したものだ。この団体は地球深部探査船「ちきゅう号」を使って、
愛知県渥美半島沖約1000メートルの海底からさらに330メートル掘り進め、メタンハイドレートの地層に到達し、
メタンハイドレートの水分から圧力を下げて水とメタンガスを分離させメタンガスの採取に成功した。この海域で引き続き2週間前後の掘削試験を行い、技術を完成させる予定だ。
裘教授によれば、日本は海底のメタンハイドレートからのメタンガス抽出に成功したが、
この技術を商業化しようとすると日本だけでなく世界のエネルギー構造に大きな影響を与え、世界のエネルギー構造の転換を進めることにもなると指摘する。
日本は2010年にはメタンハイドレートの開発利用を実現したいといっていたが、現在は2018 年に商業開発技術を完成させたいと後ろ倒しした。
この計画は時間的に楽観的すぎるだろう。海底のメタンハイドレートの掘削は難しい問題で、多くの課題がまだ解決されていない。
特にメタンハイドレートの大規模な商業開発は、海底環境や温室効果などの影響がどれほどになるかはっきりしていない点が多い。
2011年3月に発生した福島第一原発の事故から、日本の原発は相次いで運転を停止した。電力不足を補うため、火力発電に頼らざるを得ないが、
火力発電に使用される天然ガス、石油などの輸入急増が日本の巨大な貿易赤字を生み出している。
日本はメタンハイドレートの商業生産でこの海外依存の体質から脱却し、エネルギー自給を実現したいと願っている。
日本の報道では、近々発表が予定されている日本政府の「海洋基本計画」には明確に2018年にはメタンハイドレートの商業生産確立が謳われている。
これ以外にもアメリカ、カナダ、ロシア、インド、韓国などでもそれぞれメタンハイドレートの関する長期研究計画が制定されており、
5-10年以内に商業開発を目指している。
不完全な技術で海底から大量の温室効果ガスを汲み出し地球温暖化を加速されるのか、各国の開発はどこも非常に慎重に計画されている。
URLリンク(japanese.china.org.cn)
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スレが立った時刻:2013/03/14(木) 19:47:32.26
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