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「食品安全」犯罪、摘発5倍以上に=経済犯罪立件も急増-中国検察報告
【北京時事】中国最高人民検察院(最高検)の曹建明検察長(検事総長)は10日、
北京で開会中の全国人民代表大会(全人代)で活動報告を行った。
報告では、2012年に有害食品や偽薬に絡む犯罪で8138人が起訴され、
前年比5倍以上に急増したことが明らかになった。
中国では近年、排水溝の廃油を再利用した有毒な「地溝油」(どぶ油)のほか、
豚肉の赤身を増やすため豚に与える禁止薬物「痩肉精」、
医薬品に用いるカプセルから大量のクロムが検出された「毒カプセル」などが社会問題になった。
国民の「食品安全」への不安が高まっていることを受け、
中国政府は12年に徹底的な取り締まりを図ったもようだ。
またマルチ商法や偽札、金融詐欺など経済に絡む犯罪の起訴も
12年は10万5024人と前年と比べ2倍近くに急増。
偽ブランド品販売など知的財産権侵害での起訴も1万2997人と前年比で89%も増えており、
市場経済の秩序維持のため経済犯罪の摘発にも力を入れた。
時事ドットコム(2013/03/10-16:41)
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