13/03/08 02:03:37.14
2013年3月6日、台湾紙・聯合報によると、東日本大震災による福島の原発事故が原因で、
ある日本人男性が11年11月に当時7歳の娘を連れて台湾に避難した。
男性の妻は「娘を日本に返せ」と夫の親権停止を求めて訴えたが、台湾の法廷はこれを退けた。中国新聞社が伝えた。
男性の妻によると、一家は被災地近くに住んでいた。原発事故後、男性は「日本は終わった」と言い、大量のミネラルウォーターや米を購入。
さらに、仕事をやめて台湾に移住すると言い出したが、家族や親せきは猛反対。
すると男性は、妻が相続した父親の遺産2000万円を勝手に持ち出し、娘を連れて台湾に移住したという。
12年2月、妻は娘の様子を見るために台湾を訪れた。友達も家族もおらず、一人ぼっちの娘を見た妻は「娘を日本に連れて帰る」と夫に訴えたが、
夫はこれを拒絶。そこで妻は夫の親権停止を求める訴訟を起こしたが、夫は「訴訟を取り下げないと、今度はフィリピンに移住する」と妻を脅したという。
娘は現在9歳。台中市の小学校の3年生だ。同校の校長は彼女について「適応能力が高く、中国語も上達。友達も多く、前学期は模範児童に選ばれている」と話している。
台中市地方裁判所の判事は「学習状況や生活状況からみて、女児が良好な環境下で育てられているのは明らか」として、妻の訴えを退け、
「毎月の面会は許されるが、夫の許可なしに女児を日本に連れて帰ってはならない」との判断を下した。
男性は「妻も台湾に移住して欲しい」と話す。「娘が大学生になれば、自分でどうするか決めさせる」とも。
男性は今後、台湾で移住仲介の会社を設立し、彼のように日本から台湾へ避難する人のためのコーディネーターとして働きたいと話している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)