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【新華社北京】4日午後、中国・全人代代表の鍾南山・中国工程院院士は、
「中国で今後、新たな伝染症が発生する可能性があるが、規模は極端に大きくなることはない」と語った。
同氏によると、中国本土、香港、台湾地区はSARSによる教訓を汲み取り、
大気や呼吸器系統からの伝染がもたらす流行伝染病に非常に警戒しており、
新しい伝染病が発生したとしても、通常はそれを萌芽(ほうが)段階で制御できる。
ただ鍾氏は、「大規模な伝染症が発生する可能性は大きくないものの、有害濃霧の危害に警戒を高める必要がある。
有害濃霧は人の呼吸器、脳・神経、心血管系統などに脅威をもたらす可能性があり、特に肺がんを招くリスクが高い。
有害濃霧が拡大を続ければ、がん患者が数倍の単位で増える恐れがある。
将来的にこうした状況が発生することを想定して、早期に対策を講じるべきだ」とも語り、
「GDPか、健康か。現在は両者を同時に配慮できなくなった。
人の基本的な生活要素が脅威を受ける今、エコな環境が保障されることはすべてにおける大前提だ」と呼びかけた。
URLリンク(www.xinhua.jp)
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