13/03/04 21:38:38.13
URLリンク(dimg.donga.com)
▲キム・スンドク論説委員
「日本史を一つの服地と見るなら、その中心にある糸はまさに天皇だと考える。」
日本の安倍晋三総理が2006年、初めて総理になる前に‘安倍晋三対論集’で明らかにした皇国
史観だ。彼は歴史歪曲主導勢力‘新しい歴史教科書を作る会’が1996年に出てくる前から自民党
‘歴史検討委員会’でこれを議論した‘先覚者’であった。大東亜戦争は侵略戦争ではなくアジア
解放戦争で、軍隊慰安婦は日本政府が介入して強制連行していないと早々に結論まで下した。
今年のはじめ、また出した‘新しい国へ’という著書では逆に日本は被害者という意識が強くにじ
み出る。
自分たちだけが神の民族と心から信じる人々が存在するのは不思議だ。北朝鮮も自らが神政国
家と信じる金正恩(キム・ジョンウン)集団が統治する。そのような非一流国家を一つでなく二つも
近くに置く私たちの運命も本当に数奇だ。
このような安倍に対する日本国内支持率が70%を越えた。経済が生き返るという希望のためであ
っても海外の見かたは冷たい。英国のファイナンシャル・タイムズ紙は「150年前、明治時代から日
本は6・25(朝鮮戦争)のような他者の戦争を通じてのみ沈滞から抜け出すことができた」として
「構造改革なしで短期解決法に執着したアベノミクスが中国と韓国の競争力脅威に勝てるのか懐
疑的」と書いた。
現実を真っ直ぐに見られない政治リーダーが今日の日本を作り今も引っ張っている。「日本が私た
ちとパートナーになって21世紀の東アジア時代を導いていくためには歴史を正しく直視し責任を
負う姿勢を持たなければならない」という朴槿恵(パク・クネ)大統領の3・1記念日記念演説は正し
いが実行は期待しないのが精神衛生上良いようだ。
「加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」という大きな課題も修
辞学的には格好よい。歴史は変わらずとも意識と現実は変えられる。ドイツは1、2次世界大戦の
加害者でありフランスが被害者だったが50年ぶりに立場がひっくり返ったのが端的な例だ。
(中略:ドイツとフランスの歴史)
ドイツに劣らない過去の歴史を持った日本が反省どころか意気揚々と誇大妄想から抜け出せない
のは残念だが彼らの問題だ。それでも日本に侵略される私たちでもないから不治の病の患者を
見るようにすれば良い。患者は協力も共存もできない対象ではないか。それより、私の子孫が千
年、万年生きなければならない我が国が心配だ。
私たちが日本にやられた歴史は壬辰倭乱と植民地支配まで合わせても50年未満だ。これから
950年以上を私たちの子孫が「私は被害者」として生きるとすればぞっとする。植民地時期に根付
いた人のせいにする様な被害者意識と官尊民卑の植民地残滓に陥っては前に進めない。
神政国家は神に任せて私たちは人間ができる構造改革から努力し日本に経済的に勝たなければ
ならない。
ソース:東亜日報(韓国語) [キム・スンドクコラム]千年を被害者意識に閉じ込められることはできない
URLリンク(news.donga.com)
関連スレ:
【日韓】朴槿恵大統領「韓国が被害者の立場は千年不変」に「日本はいつまで謝罪し続ければいいんだ」と批判[03/04]
スレリンク(news4plus板)
【東亜日報/社説】「加害者と被害者の立場は千年不変」『千年大統領』の朴槿恵氏、発言の責任は侵略の歴史を否定する日本に★2[02/28]
スレリンク(news4plus板)