13/02/27 11:23:03.66
>>1からの続きです。
そこへ新たに一人っ子に先立たれた家庭の問題が登場してきた。
当局によると、こうした家庭は毎年7万6000世帯ずつ増え続けており、近い将来には1000万を超えるという。
夫婦ともに健在ならば、一人っ子に先立たれた人は2000万人以上になる。
2人目の子供が欲しくても我慢し、政府の政策を順守してきたにもかかわらず、その大切な一人っ子を失ってしまう。
そうした家庭がどのような状況にあるか、調査も行われているが、悲惨そのものだ。
ある家庭は米国留学に出した一人っ子が交通事故で亡くなってしまった。
最も精神的に苦痛なのは旧正月の時期だという。隣近所は里帰りする子供のために、買い出しなどの準備に忙しい。
しかし自分たちは、家の中でじっとしているしかない。
もっと高齢化した場合には、面倒を見てくれる子供がいないという状況になる。
政府もこの問題を重視し、対策の検討に入ったことを明らかにしている。
だが政府はいまだに一人っ子政策の撤回をためらっている。
少子高齢化は進んでいるのだが、なお人口総数の増加を懸念しているからだ。
「失独家庭」が増えるにつれ一人っ子政策撤回の声が一段と強まっていこう。(拓殖大学国際学部教授・藤村幸義)
msn産経ニュース 2013.2.27 11:02