13/02/27 17:52:07.96 deGzHflU
◆日本人の遺伝子分析
~日本人アイヌ琉球チベットの遺伝子~
上記の分析から日本人はD2系統とO2b系統を中心と している事が判明した。
D系統はYAP型(YAPハプロ タイプ)ともいわれ、アジア人種よりも地中海沿岸 や中東に広く分布するE系統の仲間であり、Y染色体 の中でも非常に古い系統である。
この系統はアイヌ人・本土日本人・沖縄人の日本3 集団に固有に見られるタイプで、朝鮮半島や中国人 にはほとんど見られない事も判明した。
これは縄文 人の血を色濃く残すとされるアイヌ人88%に見られ る事から、D系統は縄文人(古モンゴロイド)特有 の形質だとされる。
現在世界でD系統は極めて稀な系統になっており、 日本人が最大集積地点としてその希少な血を高頻度 で受け継いでいる。それを最大とし、その他では遠 く西に離れたチベット人等に存続するだけである。
これは、後に両者を隔てる広大な地域にアジア系O 系統が広く流入し、島国日本や山岳チベットにのみ D系統が残ったためと考えられている。奇しくも大 陸で駆逐されたD系統は、日本人として現在まで長 く繁栄する事になった。
なお東西に引き離されたD系統は、長い年月により 東(日本)がD2、西(チベット等)がD1、D3と なった。D2系統はアイヌ人・本土日本人・沖縄人の 日本人集団固有であり、他地域には見られない。