【日米中韓】鈴置高史氏「属国意識が染みついた韓国、離米従中し中国ににじり寄っている」[02/25]at NEWS4PLUS
【日米中韓】鈴置高史氏「属国意識が染みついた韓国、離米従中し中国ににじり寄っている」[02/25] - 暇つぶし2ch1:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★
13/02/25 20:47:44.30
『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』は、米国との同盟から離れ中国にすり寄る韓国の動きを通して、アジアの勢力図の激変を描いています。
鈴置さんが韓国の「離米従中」を確信したのは、いつ、どんな出来事がきっかけだったのでしょうか。

鈴置:2000年のことでした。当時、香港に勤務していましたが、韓国外務省のチャイナスクールの1人から異常ともいえる中国賛歌を聞かされたのです。
「中国は広い。中国人は優秀だ。偉大な中国が世界をリードする時代が来る。韓国も日本も中国の下で生きるしかない」といった感じです。
特定の国にのめり込んでいる姿を見せるのは外交官としてはもちろん好ましくない。でも、この人はそんなことはお構いなし。

日本の外務省のチャイナスクールも中国べったりと批判されています。ただ、日本の「べったり」は中国屋としての利権がベースにある。
これに対し、この韓国外交官のそれは「位負け」といいますか、精神的な劣後感が根にありました。
中韓関係の特殊さという言葉では言い足りません。「先祖返り」という単語が頭に浮かびました。

決定的に確信したのは2006年のことです。台頭する中国の傲慢さに話題が及んだ際、韓国の友人が
「我が国は属国だったのだから中国に従うのは仕方がない」と述べたことです。その頃から他の韓国の友人たちも「属国だったのだから……」と一斉に言い始めたのです。
『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』のプロローグでもこの話は書きましたが、当時の私にとってかなりの驚きでした。

そうした背景を持つ韓国人が、台頭する中国を目のあたりにした時「昔のように従うしかない」と考えるのは当たり前のことなのでしょう。
そして少し前までだったら、その思いを外国人に隠そうとしましたが、今や「米中の間では等距離外交」を前提に議論を進める韓国人がほとんどです。
まだ、米韓同盟は存在しているのですがね。聞かれもしないのに「国が滅ぶかどうかの瀬戸際で(米韓)同盟など裏切るのは当然だ」と日本人に演説する人も登場しました。
彼らの意識は急速に変化している最中なのです。

鈴置さんの前作『朝鮮半島201Z年』(日本経済新聞出版社、2010年)も読ませていただきました。この作品は未来予想小説という体裁をとっていますが、
同じ「離米従中」をテーマにしています。小説に現実が追いついてきた感じですね。当初、どうやって「離米従中」の構図を予想したのですか。

鈴置:『朝鮮半島201Z年』を書いた2010年の段階では、すでに「離米従中」の兆しが出ていました。その小さなファクトを時系列に沿ってすこしずつ膨らませたのです。
この小説の粗筋は、日本から通貨スワップを打ち切られた韓国が外貨繰りに窮し中国頼みになる。それを手始めに韓国は中国にどんどん傾斜していき、最後は中立化する―です。

幸か不幸か、前半分―「外貨は中国頼み」の部分―は2012年末までに現実となりました。
小説を書いた2010年の段階で韓国には「我が国は発展した。日本にもう頭を下げる必要はない。経済的にも一番世話になっているのは中国だ」という空気が生まれていました。
さらには「日本から独立した韓国」を実感するためにも満座の中で日本を卑しめてやりたい、という思いもひそかに高まっていました。
そこで私は、いずれ韓国の「卑日」が始まるだろう。そうなったら日本人は「通貨スワップを打ち切れ」と言い出すだろう。韓国はそれを契機に中国陣営に走るだろう、と予測したのです。

実際、李明博前大統領は竹島上陸や日王(天皇)への謝罪要求―満座の中で日本を卑しめるイベント―を実行し、それらによって日韓スワップは打ち切られました。
そして韓国は中国とのスワップの恒久化に動きました。 このように現時点までは予測通りに動いてきました。「当たりましたね」と言って下さる人もいるのですが、
韓国の数年先の展開を読むのはそんなに難しいことではないのです。韓国人は思ったことをなんでもしゃべってしまうので、韓国の空気を嗅ぎ分けるのは、例えば日本と比べれば容易なのです。

さて『朝鮮半島201Z年』の後半部分で、韓国は軍事的にも中国ににじり寄ります。それは北朝鮮の核武装が契機です。国の安全を確保するには、米国よりも中国が頼りになると韓国人が考えるのです。
現実の世界でも、2月12日に北は3回目の核実験を実施しました。過去の実験が失敗だったとされるのに対し、3回目は相当な規模の爆発が起きたようです。
「北の核武装」により、韓国がどう動くか目を離せません。

(続く)

URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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