【韓国】韓国人は通夜に「花札」を打つ?[02/23]at NEWS4PLUS
【韓国】韓国人は通夜に「花札」を打つ?[02/23] - 暇つぶし2ch1:壊龍φ ★
13/02/23 12:28:00.50
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写真: 韓国製花札に描かれた「小野道風」らしき人物は正体不明の装束を身につけている。短冊の赤タン、青タンは「ホン(紅)タン」「チョン(青)タン」と
   ハングルで書かれている

 1970年代後半のソウル留学時代だから30年以上も前のことになる。大学近くに下宿していたのだが、下宿の隣の家で主人が亡くなりお通夜があった。
好奇心もあってお通夜をのぞいたところ、霊前で客が車座になって花札をしているではないか。

 聞くと「退屈なので…」という。お通夜の風景としてはよくあるというので驚いた。周りに聞くと今もそうだという。

 後で分かったのだが、家族や親戚縁者、友だちが集まる時はだいたい花札をやっている。とくに家族、親戚が集まる正月(韓国では陰暦)や秋夕(中秋節)
といった“名節”には必ず花札だ。したがって大方の家庭には花札がある。

 韓国では「ファトゥ(花闘)」といっているが、若い世代は日本文化と知らない者も多い。

 札の絵は基本的には日本と同じだ。しかし11月の札に描かれた小野道風が、韓国風の履きモノを履いていて、衣装や冠も和風とはほど遠い正体不明なのが
面白い。それでも柳の下にはカエルがちゃんといる。

 短冊の赤タン、青タンは韓国風に「ホン(紅)タン」「チョン(青)タン」といっている。鳥の絵の札は日本の「コトリ」が「コドリ」となまり、クサ(草)やサクラはそのまま
日本語だ。オヤ(親)やナガレ(流れ)、ヤク(役)も日本語だ。

 組み合わせの点数配分は似た感じだが、日本で好まれる「イノシカチョウ(猪・鹿・蝶)」はヤクがつかない“役立たず”で日本人には寂しい。

 遊び方は日本の「コイコイ(来い来い)」式が一般的で、韓国ではこれを逆に「ゴーストップ」といっている。ここだけが英語になっているのが不思議だ。韓国人は
ノリがいいので「行け行け」のゴーが性格に合うのだろうか。

 やる時は小銭を賭ける。家庭でもそうでないとやはり盛り上がらない。

 ただ、日本と違うのは日本ではだいたい2人でやるが韓国では2人以上、6人まで可能だ。韓国でゲームとして最も好まれ完全定着したのは、この「家族みんなで
やれる」が家族主義の韓国人にピッタリだったからという説もある。

 中国人は結婚式など家族が集まると宴席でマージャン(麻雀)をやる。韓国人の花札はこれに似ている。

 最近はコンピューターゲームなどで“遊び”が増えたため花札も多少、人気ダウンの傾向にある。みんなが集まっても1人下を向いてケイタイやスマホをいじっている者も
いる。それでも「みんなでやる」となるとやはり花札だ。

 遊びがあまりなかった時代は逆に「花札亡国論」がいわれたりした。日本起源を知ってる識者など花札人気が癪にさわるらしく「わが国に寄与した日本文化などない!
あるとすれば花札とタクワンくらいなものだ!」などと八つ当たりしたものだ。

 花札について「日本ではどうですか?」とよく聞かれるので「日本じゃヤクザと新聞記者しかやりませんよ、家庭で花札なんてとんでもない!」というと怪訝な顔をされる。

 韓国語で「ヤクジャとキジャ(記者)」の語呂合わせを楽しんでもらうつもりの発言だが、韓国では主婦をはじめ女性に人気というのも面白い。それだけ昔は家庭での
女性の遊びが少なかったのだ。外国でこんなに幅広く愛されている日本文化も珍しい。

 花札をやることを韓国でも「打つ」といって札を「パシッ!」と叩きつける。そのためたたんだ毛布を前に敷くのだが、この毛布にいちばん合うのが、大きさといい、柔らかさ
といい、飛行機に乗った時に配られるヒザかけ毛布だという。これの秘かな“持ち帰り”を狙っている女性が結構いるので、航空会社は要注意とか。

(ソウル 黒田勝弘)


msn産経ニュース: 2013.2.23 12:00 (1/3ページ)
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