【琉球新報/社説】「『竹島の日』、領土問題棚上げし冷静な交渉で日韓共通の利益が得られる打開策を探せ」[02/23]at NEWS4PLUS
【琉球新報/社説】「『竹島の日』、領土問題棚上げし冷静な交渉で日韓共通の利益が得られる打開策を探せ」[02/23] - 暇つぶし2ch1:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★
13/02/23 09:23:12.44
日韓双方が冷静な態度を保ち、静穏な環境で話し合う道はないだろうか。
島根県主催の「竹島の日」式典が開かれ、初めて内閣府政務官(島尻安伊子氏)が参加したことで、韓国が強く反発している。

領土問題は双方のナショナリズムを必然的にあおる。強硬論が幅を利かせがちだ。それは結局、双方に深刻なダメージをもたらしかねない。
有効なのは冷静な議論の積み重ね、見解の隔たりを慎重に埋めていく作業だろう。日韓両政府に自制と冷静な議論を呼び掛けたい。

「竹島の日」式典は島根県側が政府主催の式典とするよう求め、自民党は先の総選挙で政府主催とすることを公約に掲げていた。
今回、安倍政権は日韓関係悪化を避けようと主催を見送った半面、政務官参加でバランスを取ろうとした。
韓国側は日本が竹島の領土主張をさらに強めたと受け止めており、関係悪化は必至の情勢だ。

こじれてしまった関係をどう立て直すか。大切なのは、「もう隣人と見なさない」といった感情論を巌に戒めることだ。今一度、問題の出口を冷静に探りたい。

日本にとり最も必要で、緊急性が高いのは漁業の安全の問題だ。
1965年に日韓両国は日韓漁業協定を結び、竹島周辺に暫定水域を設け、日韓双方の漁船が出漁できる海域とした。
留意したいのはこれが、李承晩ライン設定など領有権をめぐる日韓の争いが高じた1950年代の後だったという点だ。
主張に隔たりのある領有権問題をいったん脇へ置き、共に利益を得る方策を図った。賢明な論議と評価していい。

問題は、その後も韓国側がその海域の占拠を続け、日本漁船が完全に閉め出されている点だ。
韓国漁船には漁網を断ち切るような危険な漁法、資源枯渇を招きかねない漁法も多く見られる。

1999年発効の新日韓漁業協定は引き続き暫定水域を「共有の海」としつつ、当局の取り締まりは自国船に限定した。
だから韓国側の危ない操業を日本側は制止できない。

日本がまず取るべきは漁業者の安全であり、協定の順守、「共存共栄」という協定の精神の順守を呼び掛けることではないか。
領土の主張の応酬をひとまず休止し、共通の利益を図ることで、静穏な話し合いの環境を整えたい。
その上で歴史の共同研究などを進め、本質的な解決策を探るべきだ。

URLリンク(ryukyushimpo.jp)


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