13/02/18 18:23:27.92
中国の著名映画脚本家である高満堂氏はこのほど、中国紙、東方早報の取材に対し、中国のドラマの現状について、
「横店(浙江省にある横店影視城:アジア最大の映画・ドラマの撮影所)へ行けば一目でわかる。
40~50もの撮影班がみな日本人を倒す抗日戦争を題材としたドラマを撮影している」と語った。
横店ではいったいどれほどの「鬼子(日中戦争時の日本兵)」役が1年間で死んでいるのだろうか?
業界関係者は以前に、「横店影視城で昨年1年間に使用されたエキストラは約30万人で、そのうちの60%が『鬼子』役だった」
「年間48作のドラマが『抗日』を題材とし、最も多い時で1人のエキストラが役の中で1日に8回死んだ」
などといった誇張した統計をまとめている。
2012年、中国の夜のゴールデンタイム枠で放映されたテレビドラマ約200作品は、
抗日ドラマや間諜(スパイ)ドラマが70作品を超え、他の題材のドラマを大きく上回った。
2013年に入っても、撮影中あるいは撮影が終わった抗日ドラマの数は減るどころか増えている。
なぜこれほどまでにみなが抗日ドラマを撮影したがるのだろうか。浙江緑城伝媒公司の周偉成総経理は、
「時代劇は審査が厳しく、間諜ドラマはゴールデンタイムでの放映が禁じられている。抗日ドラマを撮れなければ他に撮れるものはない」と語った。
今月12日に放送が始まったテレビドラマ「雅典娜女神」の葉?プロデューサーは、
「抗日ドラマは市場があり、最も審査が通りやすい題材だ」と話した。
抗日ドラマが氾濫している状況について中国メディアは、
「娯楽色の強い内容を減らし、真実の日本を伝える内容を増やすべきだ」と論評。
「日本の本質に触れ、真実の日本を伝えるべきだ」としている。
URLリンク(www.xinhua.jp)
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