13/02/14 13:24:28.63 Jn0NpN02
>>112
●政治的な迷路―習近平は国営石油企業をどうするか
中国では環境に関する政策の策定に、国家発展改革委員会(NDRC)や
工業情報化省(MIIT)など10以上の組織が関与する。
米国の環境保護庁とは異なり、中国の環境保護省には排出の基準を定める権限はない上、
環境問題に関して他の省庁が何らかの決定を下す場合に、相談すら受けないこともある。
中国は2008年、環境問題に取り組む姿勢を強化するため、従来の国家環境保護総局を
環境保護省に格上げした。
しかし同省には依然として、巨大国営企業や地方政府を従わせるだけの権限は与えられていない。
「環境保護省の役割を本当に機能させたいのなら、習近平氏や李克強氏のような最高指導者が必要だ」
とDing氏は言う。
次期国家主席に内定している習近平氏が、国営石油企業の影響力を抑え込むつもりかどうかは
今のところ不明だが、国民の怒りが高まるにつれ、政治への圧力は膨らみつつある。