【尖閣問題】加藤紘一「40年前に田中角栄と周恩来が『棚上げ』で日中合意、民主党政権で言うだけ番長の前原氏が破った」[02/13]at NEWS4PLUS
【尖閣問題】加藤紘一「40年前に田中角栄と周恩来が『棚上げ』で日中合意、民主党政権で言うだけ番長の前原氏が破った」[02/13] - 暇つぶし2ch180:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
13/02/14 13:33:44.85 KrrSGxTp
【日中国交正常化40年】
「友好」の終焉(上)「小さなトゲ」大きな溝に
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
突然の田中発言

 難航した田中と中国首相、周恩来との交渉で、栗山が「ちょっとびっくりした」と語る一幕
があった。田中が尖閣問題を提起したことだった。
 「尖閣諸島についてどう思うか。私のところにいろいろ言ってくる人がいる」
 9月27日の交渉の場で、田中はこう切り出した。田中は盟友である外相、大平正芳にも発言する
ことを知らせていなかった。田中に先だって訪中し周と会談した公明党委員長、竹入義勝の
「竹入メモ」には尖閣問題について「触れる必要はない」という周のメッセージが届いていた。
これを受け大平らは尖閣には言及しない方針を確認した。「領土問題は存在しない」とする
日本政府にとっては当然のことだったが、田中に伝わっていなかったのだ。栗山は「この点について
首相とどういう話をしたか、記憶にない…」と言う。

 田中の提起に対し、周は答えた。
 「今回は話したくない。今これを話すのは良くない」
 ソ連との対立の激化で深刻な安全保障上の懸念を抱えていた中国にとって、交渉の長期化
は避けたいところだった。話題は他の問題に移った。だが、あれから40年後、田中と周の
短いやりとりは、“棚上げ合意”が存在すると主張する中国側の根拠となり、
「小さなトゲ」は大きな溝となった。

 中国が沖縄県・尖閣諸島をめぐって、“棚上げ合意”を主張するもう一つの根拠は、
1978年に締結された日中平和友好条約に関し、首相の福田赳夫と副首相のトウ小平の
会談で交わされたやり取りだ。
 「中日国交正常化の際も、双方はこの問題に触れないと約束した。今回もやはり同じく、
この問題に触れないことで一致した」
 条約批准書交換のため来日したトウ小平は78年10月25日、記者会見に臨み、
福田との会談で72年の「合意」を再確認したと説明した。
 だが、日中関係史に詳しい中央大教授の服部龍二は「実際の会談記録を見ると合意
は成立していない。『棚上げ合意』があって日本がそれに反していると中国は言うが、
実際はそうではない」と指摘する。
 確かにトウ小平は福田との会談で棚上げを提案したが、福田は言質を与えていない。
福田が佐藤栄作内閣の外相時代に極秘公電で「中国側の主張に反論するが如(ごと)き
行うのは、かえって日中双方を平等の立場におき、決して得策ではない」と述べていた
ことを考えれば、福田の“沈黙”の意味は明白だ。
 服部は中国の行動パターンについて「事実に反する願望を宣伝しているうちに、
後の世代では史実であるかのように理解されはじめてしまう」と指摘する。その上で
「宣伝は中国国内に行き渡るし、日本の中国研究者の中でも正確な理解を欠くことがある」と警鐘を鳴らす。


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