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取り戻した銅メダル、パク・ジョンウの真心は通じた
(ソウル=聯合ニュース)チェ・ソンア記者= 2012年8月11日。この日、英国ウェールズ・カーディフのミレニアムスタジアム
に現れた‘独島（トクト）はわが領土’の紙一枚が銅メダルに戻るまでにはまる6ヶ月かかった。
韓国サッカーの初のオリンピックメダルが決定されたロンドンオリンピック3-4位戦が終わって、パク・ジョンウ(24・釜山)
は‘独島はわが領土’と書かれた紙を持って競技場を駆け回った。
この場面が写真を通じて知らされるとすぐに国際オリンピック委員会(IOC)はパク・ジョンウのメダル授与を保留した。
現場で‘政治的な行為’を禁止するオリンピック憲章に外れるという理由だった。
パク・ジョンウは同僚がメダルをかけて喜びを満喫した瞬間を分かち合うことができなかった。
オリンピックサッカー代表チームが仁川（インチョン）空港を通って故郷に錦を飾った現場も共にできなかった。
IOCは国際サッカー連盟(FIFA)に真相調査を要請し、FIFAは大韓サッカー協会に事件に対する報告書を要求して、
パク・ジョンウの長い「待ち」が始まった。
まずサッカー協会はパク・ジョンウとの面談を通じて報告書を準備した。
キム・ジュソン事務総長は昨年8月16日、報告書を持ってスイス・チューリッヒのFIFA本部を訪問、パク・ジョンウの
セレモニーが‘偶発的’だったという点を説明した。
しかしこの渦中にサッカー協会がパク・ジョンウの行動に対して日本サッカー協会に謝罪するニュアンスの公文書
を送ったと発表されて論難がおきることもした。
国民的な関心が高まる中で、政府はパク・ジョンウが兵役免除の要件を充足したと発表し、国民体育振興公団も
年金支給を決定した。
国内ではパク・ジョンウが‘オリンピック銅メダルリスト’と認められたわけだ。
FIFAは前例のないこの事件に対する決定を下すまで苦心を繰り返した。
昨年10月、賞罰委でパク・ジョンウの懲戒の可否を議論しようとしたが、延期してサッカー協会に追加資料を要請した。
これに対してサッカー協会はパク・ジョンウが直接作成した経緯書などをFIFAに送った。
追加資料まで検討したFIFAは、結局11月20日に賞罰委を開き、12月3日に大韓サッカー協会に結果を通知した。
Aマッチ2競技出場停止と罰金3千500スイスフラン(約410万ウォン)。
偶発的だったが“非紳士的な行為を禁止したFIFA懲戒規定57条とロンドンオリンピック大会規定18条4項(大会期間
の政治的・宗教的・商業的行為の禁止)に違反”した代価だった。
パク・ジョンウは2014年ブラジルワールドカップ最終予選5・6次戦に欠場することになったが、軽い懲戒で‘免罪符’を
受けたという判断が優勢だった。
これを基に下されるIOCの決定に対する期待感も自然に高まった。
(>>2以降につづく)
ソース：NAVER/聯合ニュース(韓国語) 記事入力2013-02-12 20:28
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