13/02/07 20:51:51.57
7日付の中国人民解放軍機関紙・解放軍報によると、
習近平・共産党中央軍事委員会主席(総書記)は、甘粛省・蘭州軍区を視察し、
「部隊は『招集されれば直ちに駆け付け、駆け付ければ戦争できる状態にし、戦えば必ず勝利する』よう確保しろ」と指示した。
1月に軍は習氏の指示に基づき「戦争の準備を行え」と命じたが、
沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題を受けた「臨戦態勢」に向け、軍内の士気を高める狙いがあるとみられる。
習氏は2日に空軍試験訓練基地と、有人宇宙船の打ち上げ基地である酒泉衛星発射センターを、4日には蘭州軍区をそれぞれ視察。
同軍区では「軍事闘争準備の開拓と深化に力を入れ、情報化建設の加速・発展を推進しなければならない」とも訴えた。
7日付の解放軍報はこのほか、「戦争に打ち勝つ」との要求に向け、軍事訓練の実践化水準の向上のため、
軍の政治工作を統括する総政治部が発出した「2013年軍事訓練の政治工作指示」の内容を伝えた。
それによると、「指示」は習氏の指示に思想を統一させ、軍事訓練において「情報化という条件下で敵への武力威嚇と実戦能力を高める」よう求めた。
中国海軍の艦艇が1月30日、海上自衛隊の護衛艦に射撃用の火器管制レーダーを照射したことが判明。
日本政府内では「武力の威嚇に当たるのではないか」(小野寺五典防衛相)との見方が強まっているが、
中国軍が軍事訓練といえども「威嚇」を指示したことは日本へのけん制と言えそうだ。
一方、習氏は、軍事委主席就任後、わずか約2カ月半の間に、陸・海・空軍や武装警察部隊を相次いで視察したほか、第2砲兵(戦略ミサイル部隊)代表とも会見。
大学卒業後に中央軍事委弁公庁で務め、地方勤務時代も軍の肩書を持っていた習氏は、
「江沢民、胡錦濤両氏ら最近の軍事委主席に比べ、早く軍の権力基盤を固めている」(共産党筋)。
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