13/02/06 18:15:48.01
韓国軍当局が北朝鮮を独自に監視するために、軍事用偵察衛星の戦力化を進めることが6日、分かった。
韓国軍高官は、現在の韓国軍の対北朝鮮偵察活動について
「偵察機などさまざまな情報機器を使って監視しているが、指揮系統や支援施設のある(北朝鮮)内部地域に対する監視能力は限定的」と述べた上で、
内部地域に対する韓国軍独自の監視能力を確保するため、軍事用偵察衛星を段階的に戦力化することを中長期計画に盛り込む方針を明らかにした。
韓国軍は現在、多目的実用衛星の「アリラン3号」が撮影した衛星写真を用いて北朝鮮の豊渓里にある核実験場や東倉里にあるロケット発射場の動向を監視している。
ただ、アリラン3号は軍事用衛星でないため撮影周期が長いほか、写真の画質が0.7ミリ級と粗い。
一方、米国の軍事用衛星は撮影周期が短い上、0.1ミリ級の高解像度の写真撮影が可能だ。このため、米軍は韓国軍に与える情報を選別しているとされる。
韓国軍消息筋は「日本も偵察衛星4基を保有しており、今後は10基に増やす。われわれは1基も持っていない。
(2015年末予定の)韓国軍への有事作戦統制権移管を前に効果的に北朝鮮を監視するには、軍事用偵察衛星が必要だ」と話す。
2月末に新大統領に就任する朴槿恵(パク・クンヘ)氏も大統領選の公約で、
北朝鮮に対する監視能力を確保するために軍事専用衛星や無人偵察機などを段階的に導入するとした。
ただ、軍事用偵察衛星の導入には数千億ウォン(1000億ウォンは約86億円)の予算や関連技術の確保が必要なため、中長期的な事業として進める。
また衛星事業を管轄する教育科学技術部は、軍事専用偵察衛星導入よりも多目的衛星に偵察を遂行させるとのスタンスだ。
一方、韓国空軍は偵察衛星とは別途に、静止軌道で赤外線センサーを利用することで北朝鮮のミサイルを探知する早期警戒衛星(DSP)の導入を提起する方針だ。
空軍の関係者は「山林庁と合同で2021年までの戦力化を目標に提起する。導入予算は5000億~7000億になる」と話した。
URLリンク(www.chosunonline.com)
【国防】北朝鮮の軍事施設などを監視する情報収集衛星、H2Aロケットによる打ち上げ成功[01/27]
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【露韓/宇宙】独自ロケットがない韓国の悲哀、ロシアに費用上積み要求され衛星打ち上げに遅れ-1年半放置の例も[02/01]
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