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仏像の中のにある聖物の腹蔵物発見情況や観音菩薩座像でなくとも忠南（チュンナム）瑞山（ソ
サン）浮石寺（プソクサ）にあった別の国宝級仏像が日本にあることが確認されるなど日本の略奪
証拠が次から次へあらわれるなか、観音菩薩座像返還の声が大きくなっている。
地域をはじめとして全国の保守団体は仏像返還を促す声明を相次いで出し、仏像を保管している
文化財庁ホームページには観音菩薩座像を絶対日本に返してはならないという市民の請願が続
いている。
丹斎（タンジェ）申采浩（シン・チェホ）先生記念事業会は3日、声明を通じて「今回問題になってい
る観音菩薩座像について日本は韓日条約を根拠にかえすよう要請するだろう」としながら「韓日条
約の文化財関連規定は普遍的価値に外れる不平等で野蛮な内容」と批判した。
これに先立って、愛国国民運動大聨合など10余りの保守団体らは去る1日、駐韓日本文化院の
前で記者会見を持って「日本は観音菩薩座像など仏像二点と略奪した文化財6万6000点余りに
対する返還を直ちに施行しなければならない」と促した。
彼らは「私たちの遺物なのに浮石寺に略奪した文化財なのか証拠を出せといった文化財庁はま
ず、日本に寄贈を受けた証拠を出せというべきだ」として「略奪した文化財を返してもらうのは当然
のこと」と主張した。続けて「文化財庁は大韓民国文化財庁なのか日本の文化財庁なのか説明す
べきだ。金銅観音菩薩座像を日本に与えれば私たちは略奪された文化財すべてを否定すること
になる。金銅観音菩薩座像を浮石寺に帰属して大韓民国の子孫らが歴史の遺物を見ることがで
きるように措置しなければならない」と強調した。
セヌリ党チョン・ビョングク議員も1日の声明を通じて「観音菩薩座像の過去流出経路が明らかに
なる時まで、絶対に日本に返還してはならない」と主張した。チョン議員は「外交は譲歩も必要だ
が、文化財は国家のアイデンティティ」としながら「これを譲歩する場合、国家アイデンティティに打
撃がある」としてこのように明らかにした。
観音菩薩座像に対する各団体の要求声明と共に、文化財庁ホームページにも仏像の日本返還に
反対する市民らの文が相次いでいる。
ある市民は「私たちのご先祖様が日本に使節に行く時、贈り物などで与えたのでないなら略奪が
明らかだが、それを証明できないから戻さなければならないという発想は誰の意見なのか真に情
けないことこの上ない。その仏像がいつどのように日本へ渡ったのかを日本が証明し、その過程
が透明でないなら、私たちが戻す義務はない」と主張した。
また他の市民も「日本から韓国に来た仏像を韓国で保存する方法について文化財庁はどんな努
力をしているのか気になる」として「私たちの国宝級文化財を育つ子供たちが見られるように努力
しなければならない」と強調した。
コ・ヒョンソク記者
ソース：チュンチョントゥデイ(韓国語) 観世音菩薩座像問題全国で立ち上がった
URLﾘﾝｸ(www.cctoday.co.kr)
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