13/01/31 20:52:30.35
韓国は全羅南道にある羅老宇宙センターで３０日午後４時、初の宇宙ロケット「羅老」を打ち上げた。
韓国教育科学技術部の李周浩長官は同５時、「羅老」の打ち上げに成功し、搭載していた「羅老」科学衛星を目標の軌道に送り込んだと発表した。
李明博大統領はその後、祝電を送り、「『羅老』の打ち上げ成功は韓国が本格的な宇宙科学時代に入ったことを示すものだ」と表明した。人民日報が伝えた。
韓国国民は同日、「羅老」の打ち上げに注目し、成功後、インターネットに喜びの気持ちを書き込み、韓国の将来が自信に満ちていると表現した。
ある証券会社で働く安正男さんは「『羅老』打ち上げの成功をとてもうれしく、誇りに思っている。韓国は国土が小さく、人口も少ないが、ロケット開発に成功した」と喜びの気持ちを示した。
韓国メディアも「韓国は世界の『宇宙クラブ』の一員となり、世界でもロケット打ち上げに成功できる数少ない国のうちのひとつとなった。韓国の目標は『宇宙強国』だ」と報じている。
「羅老」の打ち上げ成功により、韓国は北朝鮮に対してやや強気になっている。ロケット打ち上げの成功は韓国がロケット技術を一部握っていることを示すもので、ロケット技術はミサイル技術に転化できる。
これは韓国の軍事力向上に役立つ。韓米「ミサイル協定」を受け、韓国の弾道ミサイル技術は制約を受けてきた。そのため韓国はミサイル技術の開発をやめ、ロケット技術を直接開発する戦略をとっている。
韓国が「羅老」の３回目の打ち上げを準備していた時期、北朝鮮は２０１２年１２月に「銀河３号」ロケットの打ち上げに成功。これは韓国国民の心情に大きな打撃を与えた。
今回の「羅老」打ち上げ成功により、韓国人はやや気を持ち直したのだ。
韓国誠信女子大学の金興圭教授は、「北朝鮮は韓国以上のロケット技術を持っている。そのため、北朝鮮より古い技術による韓国の『羅老』打ち上げが北朝鮮を刺激することはない。
まして、南北関係が冷え込んでいる現在、『羅老』の打ち上げが負の影響を伴うとしても、現状以上に悪化することはないだろう」と話した。
中国国際問題研究所の曲星所長は、北朝鮮と韓国が人工衛星を相次いで打ち上げたが、前者は国連安保理の制裁を受けることになったと指摘。
同氏は「北朝鮮の打ち上げが国際社会の流れに背くものだからだ」と話す。北朝鮮の打ち上げは国連安保理決議１７１８号と１８７４号に違反している。
アジア情勢が緊迫する中、北朝鮮が核実験を公然と行ったことが国際社会の不安を招いた。
また、米国と北朝鮮は以前から安全面での信頼関係がない。米国は「北朝鮮の打ち上げは弾道ミサイルの開発に役立ち、これによって核兵器開発を支援することもできる。
これが米国と同盟国の韓国、日本に損害をもたらすものであるのに対して、韓国のロケット打ち上げは核とは関係せず、国際社会でも認められるものだ」と認識しているという。
URLﾘﾝｸ(www.xinhua.jp)
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【南北/宇宙】英FT紙「ロシアの技術借りた韓国の人工衛星打上げ成功、北朝鮮の実験を正当化する口実を与えた」[01/31]
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