13/01/31 20:44:23.37
【新華網】カナダの炭鉱会社、HDマイニング・インターナショナル(以下、HD社)は28日夜、現地の労働組合の訴訟圧力を受けて、中国人炭鉱労働者を中国に帰国させると発表した。
HD社は中国とカナダの合弁会社。2012年秋に中国から200人の労働者を雇うことを決め、カナダ政府の認可を得たが、現地の労働組合がこれに猛反発。
カナダ人労働者の雇用機会を損なうと主張し、裁判所に訴えた。カナダ政府も、中国人労働者を雇用する件を改めて審査するとして、以前の態度を変えた。
HD社は28日夜に発表した声明で、炭鉱のサンプル分析などに携わっていた16人の中国人労働者を近く帰国させることを明らかにした。
「これは苦しい決定だが、我々は労働組合の訴訟コストやプロジェクトへの影響に非常に懸念している。
カナダの法律に照らす必要があるため、外国人労働者の雇用を先送りすることを決定した」と説明している。
また、これまでに同プロジェクトに3億5000万ドルを投じており、プロジェクト自体を停止することはないとの方針を示した。
労働組合の不満に対してHD社は、「現地に炭鉱開発のために必要な適切な技能と経験を持った人材がいなかった。現地人もこの仕事に携わることに難色を示していた」と説明した。
だがカナダの労働組合は、カナダ人雇用者の履歴書の提出を要求するとともに、この時期に中国人スタッフを帰国させることは責任を逃れるためだと批判した。
URLリンク(www.xinhua.jp)
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