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中国共産党の習近平総書記は28日、政治局の学習会で演説し、
「中華民族の復興」という目標の実現には平和な国際環境が必要との認識を示す一方、正当な権益や国家の核心的利益は犠牲にしないとの方針を明らかにした。
権益や核心的利益について具体的には言及しなかったが、尖閣諸島や南シナ海などの問題で譲歩しない姿勢を強調した可能性もある。新華社通信が29日に伝えた。
この中で習氏は「世界の歴史をみても武力による対外的な侵略や拡張は最終的に失敗している。世界の繁栄と安定は中国のチャンスであり、中国の発展は世界のチャンスでもある」と述べた。
そのうえで「われわれは平和発展の道を堅持するが、正当な権益を放棄したり、国家の核心的利益を犠牲にしたりすることは絶対にあり得ない」と表明。
さらに、「いかなる外国も、われわれが核心的利益で取引したり、主権や安全保障、発展の利益に損害を与える苦い結果を受け入れたりするといった期待をしてはならない」と指摘した。
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